日本でハリウッドVFXを制作! 「経産省アイディアボックス」 結果:  
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2009年7月28日火曜日

デモリール (アイデア)

5~6年、この仕事をやっていて、デモリールにある物が同じような物が多く、なんとなく貧弱に感じられてくることがある。
もっと、大作映画見たいに見栄えがするのがあればいいのだがと感じる事もある。

大手の会社では、完成品をみたいというよりもその相手がどのような事ができるのか、そしてそのプロジェクトでちゃんと役割を果たしてくれて、メリットがある人間を捜していることはわかっている。
それなら、パーフェクトでなくてもいいから、自分の専門部分に関してアピールできるクオリティーがあればよいということになる。
その部分だけでもみせられるものがあればいいということになる。

でも機会がないしなぁ~。。
自分でやるにしては、大がかりすぎてマシンパワーも時間も無い。
大作で使えるような物ってどんな技術なのか考えるだけでも大変。

と心の中では言い訳をしている。

ふと考えれば、今まで、大作のまねをすることは駄目。
とか、
大作のまねは大がかりすぎてできない。

というふうに考えていた。


でも、中小企業であれば、TV作品のために、大作映画のまねをすることもある。
しかも予算は少なく。限られた技術と時間の中で、それを仕上げなくてはならない。

だから自分の好きな大作映画(の一部)をまねして、それが少なくともTVで見せられるクォリティーに見えるほどに仕上げることができれば十分、デモリールとして使えると言うことになる。

10年前に多くのマシンパワーと、プログラムを必要だった大作が、アイデア次第では今は一大のPCで作れてしまう。

そうすればそれほど時間をかけなくてもいいし、アイデアもすでに出来ている。
なにより見本が目の前にある。
そして、自分の好きな映画を真似できるのも楽しいことではないかと思う。

しかも、自分の見せたい専門部分のみ、高品質に仕上げればよい。
しかし自分が見せたい専門部分に関しては妥協してはならない。
面接で能力のアピールができるように、見た目がそっくりと言うだけでなく、
技術的な細部、技術的なオリジナリティーにもこだわりたい。
いかに、その品質を創り出すか、そのアイデアは自分だけのものなのだから。

人まねが嫌いで、オリジナリティーを追求している人や、すでに上記のような作り方をしているひとには参考にはならないと思うが、ふと思いついたので書き留めておくことにした。
 

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