日本でハリウッドVFXを制作! 「経産省アイディアボックス」 結果:  
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2009年7月2日木曜日

近況

最近Melにあまりさわっていない。
仕事上、モデリングやライティングが主で、あまりMelを使う機会がなかった上に、締め切りに追われる状況でもあった。
しかしながらそれほど残業したわけでもないので、家でやれば良かったのだが、なんとなく乗り気でなかった。

Melで何をすればよいのか少し見えづらくなってきたのもある。
それにいくつかの会社にResumeを送っても何も反応がなかったので、少しやる気が落ちてきている。

もう一つは、それらの根本にある「自分が何をしたいのか?」という「問い」に対する答えを見つけることにある。
「この業界で自分が何をしたいのか?」ではなく「自分が何をしたいのか?」である。

なにを今さら言っているんだというような事だが、今の仕事をしている理由はその問の答えに80%ぐらいは沿った物であることはわかっている。

しかし今、明確にしたいのは、のこり20%の部分と残りの人生をかけてやりたいのか?ということだ。

実際この業界にいる人の中で何%の人がこの答えを見つけることをしようとしているのだろうか?
おそらく半数にもみたないと思う。

それはその答えが明らかであると勘違いしている人と、思い込んでいる人が多いからだと思っている。
本当に好きで、好きで、この仕事を選んでおり、一生涯の仕事にしたいと思っている人は、おそらく全体の20%程度ではないかと思っている。
おそらく学生なら10%にも満たない。

全体的にアンケートを採ったわけではないのではっきりとはわからないし、今までの自分の職場環境で考えているだけなので、これが本当かどうかはわからないが、自分なりの考えだ。

自分はこの業界の仕事が好きであるが、CGが「大好き」なわけではないので、こういった疑問を持ってしまうのかもしれない。
しかし、長い間働いている間に、本当に手応えのある仕事をし、その内容を追求しているような人をあまり見かけないことも事実だ。
もちろんスキルアップに励んでいる人はいるし。そのような人は40-50%を超えるだろう。
しかしながら、表面的な技術ではなく掘り下げて生涯の仕事として深く掘り下げている人をあまり見かけない。
実際に年齢を経るに従い、このCG業界を去る人も多いと思う。


まぁ、CGは完成して数十年の仕事なので、そのような議論をするべき余地がまだないのかもしれない。


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そういった理由があって、いったい自分がどんなことに、どのような影響をうけてきたのか?どのような瞬間にどのような影響をうけてきたのか?
そういったことを掘り下げて、自分の感性のでどころ、自分の興味が向いている方向、自分の注意が向く方向などを見直し、これからの方向性をより明確にしていくためのブログを作ることにした。

前置きが長くなりましたが最近は、そちらのブログに時間を割いていたのでこちらのブログはおろそかになっていました。

新しいブログは、しばらくの間、このブログ訪問者のみ見つけることができるようにしてありますが、そのうち見つけられないようにするかもしれません。(ヒントは無し)
気づいた人(見つけた人)は見ていただいてかまいませんし、コメントも自由です。

内容が個人的なものなので、これからの一般公開については未定です。

 

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