カナダのアニメーター/脚本家/プロデューサー/監督の経歴をもち、Sheridan Collegeで教鞭を執るMark Mayerson氏のブログ「Mayerson on Animation」
いろいろなアニメーションとその業界に関するエントリが盛りだくさんですが、本日のエントリ「Where Studios are Located」では世界中のCGプロダクションの位置と名前がわかるCGstudiomap.comと、同じくゲーム関連スタジオがわかるgamedevmap.comが紹介されていました。
実際の所、網羅されているのは有名なところがほとんどです。ただ、日本の記載は少なく、CGstudiomap.comに至ってはゼロというありさまです。
CGstudiomap.comは[Add a studio]ボタンをクリックして追加できるようなので、もし自分の所属するところ、興味あるところが無いようでしたら、どんどん追加していきましょう。
将来的にはスタジオの規模別に表示できるようになってくれると便利なのですが。
さて、不完全なマップではありますが、地理的な関係をみることができておもしろいですよ。
一応、元のエントリのほうも訳してみました。
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最近、二つのおもしろいインタラクティブなマップのことを知りました。
一つはコンピューターアニメーションのスタジオをもうひとつはゲーム・スタジオの位置を表示しています。
おそらく両者はダブっている部分もあるでしょう。
これらのサイトは仕事を探している人にとって便利です。
しかしながら体験するまでは、いろいろな場所からの悪影響がわかるわけではありません。
特定の都市について話しているのではなく、スタジオ過密度についてです。
仕事をしている場所によって、過密度は大きな違いを生みます。
密度が低いところ(たとえば1つか2つのスタジオしかないところ)での問題は、レイオフされたりスタジオが閉鎖されたら、この業界で働く為に引っ越ししなくてはいけません。
これはFoxスタジオが閉鎖されたときにArizonaにいた人々に起きたことです。
Disneyが閉鎖されたときにフロリダでも、そしてLaikaが「コラライン」が終わった後にクルーをレイオフしたときにPortlandの人々の身に降りかかった事です。
これは未婚の人たちにはたいした問題ではありませんが、恋愛の末家庭を持った人たちには大きな問題です。
自身の仕事を追求するなかで、他の人たちをすみなれたところから離れさせるのは、とても力のある憤りを生み出します。
結果として、半ダース以上のスタジオがあるエリアに集まる傾向があり、そうすることで彼らが仕事を変える必要ができても引っ越しする必要はなくなるのです。
(翻訳できませんでした:Of course, it means that people starting their careers often have an easier time finding work in the smaller centers as it is harder to entice people to move there.)
あなたがどこで仕事をしたいかにかかわらず、これらのマップは便利でしょう。
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これに対するコメント(from JPilot アニメーター)
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都市やスタジオの密度は、国から国へ渡り歩く人々にとって、ほんの小さな要素にすぎません。
大きなスタジオのある大都市で、売り上げが上がる質の高い映画において良い地位に就けたなら、その成功したスタジオはプロジェクトの終わりには次の仕事へ残るように話してくるでしょう。
他の場合では、国々を渡り歩くのは自身のキャリアを向上させる唯一の方法です。
もし、地理的にとどまり始めたら、おそらくあなたのキャリアは下降線をたどるかもしれません。
家族中心の人が自身が立っている土地を失い続けている間に、たくさんの高度な職種が一流のレジュメを構築するプロフェッショナルな遊牧民達で絶え間なく埋まる理由です。
壮大なプロジェクトでの数年にわたる経験や、感銘を与えるような仕事をレジュメに書き連ねることはできます。
引っ越し続けている限り、繁栄します。
いったん、根をはやしてしまうと下降曲線をたどります。
鮭は上流に向かって泳ぎ続けます。
川の底へ流れて行ってしまうのです。
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まぁ正直言って、個人的にはこのエントリの内容はどうでもいいかなという感じですw
確かにシングルだと、国を短期で渡り歩いてもルームシェアーして最低レベルの生活費で暮らせば、引っ越し貧乏はさけられるかもしれませんw
どちらも、一理あるけど会社によって仕事によって違うし、個々の人によってまた異なってくる部分は多々あります。
一カ所に根を生やしても、向上心と実行力のある人は自ら登っていくでしょうし、障害があっても乗り越えるでしょう。 反面いろいろなところを渡り歩いても、人任せで向上心がない人はいつかは壁にぶつかるでしょうし。
まぁ、上記のお二人の言うことは話半分で、聞いて自分なりの活路を見いだせるようマップを活用してください。そっちのほうが重要です。
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