日本でハリウッドVFXを制作! 「経産省アイディアボックス」 結果:  
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2009年3月3日火曜日

3D Movie の時代

Dreamworks,Disney,Pixarともに、これからは3D作品を作っていくことを発表した。

すでに、いくつかの映画は3Dで上映されており、これからは本格的な3D時代になっていくようだ。
Colaline,Monster v.s. Alien,Up,Ice Ageなどのアニメーションはすでに上映されているし、
実写でもAvatorが控えている。
旧来の3Dと違い、今はCGで合成もしやすいということもあるだろうが、観客も映像テクノロジーになれてきて、あらたな刺激を求め、眼鏡をかけることなどをそれほど苦にも思わなくなってきたのだろう。
まだコンピュータもない、黎明期に3D作品を作ってきた人達からすると、「いまになってやっとか」という悔しさと、「やっと報われた」という気分が混在しているかもしれない。

映画館で上映されるもの、特にアニメーションや、VFX作品はこれからどんどん3Dへ以降していくと思われる。
Tintin(2011)、Ghost In The Shell (2011)、The Hobbit(2011)も3Dらしい。
新しい作品だけでなくロード・オブ・ザ・リングのシリーズ、KingKongも3Dになって再リリースされるプランがあるらしい。

Maya2009から3Dカメラの機能が加わったのは、そういった映画制作サイドからの要望があって協力関係の元に開発されていたのかもしれない。

現在は、映画だけだが、3D作品が増えるとそのDiskがリリースされ家庭でみるときも3Dで見たいというニーズがうまれ、さらにそれはTV番組にも波及していくだろう。

ただ、もし3D作品をやってみたいなら、いまのうちから入っておいた方がいいだろう。
映画のブームは今から始まるが、TVはそこから数年、おそらく早くて3年ほどは遅れるだろう。
そして、5年ほどすれば、この業界においてさけては通れない道になるはず。

ビデオカメラも改造することなく3Dが撮影できるものが出てくるだろうし、(すでにRED Scarletは複数のブレイン部、レンズ、アイピースを組み合わせることで可能になっている。)
個人的にはこの流れはデジタル・カメラにも出てくると思われる、コンパクトカメラで3Dが撮れるだけでなく、本格的なSLR向け3Dレンズかアダプターなどの発売されるのも時間の問題だろう。
(すでにアダプターなどはあるが、クォリティーの面ではもうひとつ。)

本格的な3Dに備えて、いまから3D作品にかかわりノウハウを吸収しておくことは、これからの作品に関わっていく上でプラスになるだろう。
もちろん、ごまかした3Dと、すべてを正直にレイアウトした3Dの両者が混在するだろうが、クォリティーが求められるとき、ごまかしがどこまで通用するのか、そういったことを知っておく必要がある気がする。

情報元(MarketSaw

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