会社でいつもパーティクルなどのセットアップをしてくれるシニアがいるが、大体は一般的なセットアップなので、おおまかなことは設定されているがこまかな調整ができなかったり、シーンにマッチしなくて設定を変更しなくてはいけなかったりする。
短期で設定を作り上げなくてはならないので、すべての状況を考慮したセットアップを作り上げるのは不可能とも言えるが、だいたいは、彼の作った物に関して、「あれができない」「これができない」という不満が返ってくることになる。
しかし彼自身はちゃんと動く物をつくった自信があるのでご機嫌斜め。
状況によって、これはモデルがいけないからそちらを修正しろなどと言ってくる。
ま、ごもっともな話なので仕方がないが、
TDのようにMelを駆使する人は機能をよくしっており当然のような初期設定に関する知識が
アーティストレベルには備わっていないことがある。
もしくは、作られたセットアップがあまりにも狭い条件でしか、ちゃんと動作しないことなどもある。
そうった状況を何度も見てきて、事前に必要情報をまとめておくなどして、TD側がスクリプトやセットアップを配布する時に伝達すべきことがらの漏れがないようにしておくと良いのではないかと思った。
それができないのはある意味TD側の怠慢かもしれない。
たとえばあるMelの機能を使った場合、UVはかならず0,0~1,1に収まっていないといけないとか、
特定のMel機能(もしくはアルゴリズム)=特定の制限
といった事はかならずあるはずだ。
そういったことをあらかじめ一覧表なり、リストにまとめておいて、
スクリプティングしている間に、その一覧表から必要な物をピックアップしていく作業を平行しておこない。
スクリプティングが終了したときには、注意事項もあらかたまとまっていると言った具合だ。
そうすれば、TD側も、アーティスト側も余計な軋轢をさけることができストレスも軽減するのではないか?!
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