会社が最近、早く閉まるので、忙しくても居残りできず、自宅に仕事を持って帰ってやっていた。
そのときにある問題がおきた、ローカルでレンダリングできていたものをレンダーファームに上げると、エラーが発生してレンダーができない。
会社はLinux / Maya8.5 /英語インターフェイス
自宅はWinXP / Maya8.5 /日本語インターフェイス
という環境で作業をしていた。
自宅で保存したファイルを会社で開き作業を続けているときのこと。
幸いエンジニアはこの原因が「レンダーファームのマシンでサポートされていないキャラクター(文字)がファイルに含まれている」ということを知っており、おそらく日本語が含まれているということだった。
アスキー形式で保存したファイルをエンジニアがしらべたところ確かに「○○パネル」といったようなカタカナ表記がいたるところに存在した。
正確な内容は忘れてしまったが、何かの画面表示に関連するような内容だったと思う。
通常、ファイルを保存したときに、広げているサブウィンドウも同時に保存されるのでそれだったのかもしれない。
レンダーファームはLinuxで、日本語フォントはインストールされていなかったのでこのような問題が発生したらしい。
その後はエンジニアが対応してくれてファームでレンダリングが出来るようになったためファイル自体は
そのままだが、Mayaファイルには「日本語の表記」がそのまま保存されているのにはちょっとビックリした。
Mayaが日本語に対応しているといっても、ウィンドウ上の表示だけのことで、Melレベルでは、コマンドは英語のままのはず。
ためしにスクリプトエディターで「すべてのコマンドのエコー」をOnにして
コンポーネントエディタを開いてみた。
ComponentEditor;
tearOffPanel "コンポーネント エディタ" "componentEditorPanel" true;
今度はTraxエディタ
CharacterAnimationEditor;
tearOffPanel "Trax エディタ" "clipEditorPanel" true;
たしかにコマンドではないがエディタのウィンド名が表示される。
tearOffPanel のすぐ後ろがWindowの左上に表示名で、その後に続くのがMel内での使われる正式名称だろう。
このtearOffPanelはMelコマンドのリストをみてもみつからないので正体は不明だが、
ファイルの保存のときにこの情報も保存されていたのだと思う。
対応策としては、保存時には、すべてのサブウィンドウはとじて保存したほうがいいのかもしれない。
ただ、今回上記のウィンドウを開いたままで、アスキー形式で保存してエディタで開いてみたが、カタカナ表示は見つからなかった。
特定のウィンドウを開いたときのみの問題なのかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿