昨日、少しだけ、Mayaのマニュアルを開き、MELスクリプトの項目を読み直してみた。
読んだのは変数とかのあたり。
最近、TTSneoをやっていたせいか、MELスクリプトの複雑性が以前よりはっきりとわかるようになってきた。
一度に覚えなくてはいけないきまりも、たくさんあり、それのひとつひとつの重要度もあいまいだ。
その点、TTSneoは、覚えるべき事が少ないため、プログラミングの基本となる要点だけに集中できる。
少ない決まりでもちゃんと稼働するプログラムができるのだ。
これは、プログラミングのコマンドや文法に煩わされずに、プログラミングに必要な考え方や視点を経験することが出来る。
もちろん、MELでもそうだが初心者の私には、なにが最重要で、なにが不要なのか実行するまで、
わからず、ビクビクしている。精神衛生上も、よくない。
これでわかったのがプログラミングの学習で欠けているものとして、
1)重要度の段階(絶対かかせないこと、使っても使わなくても良い物)が区別されていない。
2)基本を充分に習得するまでの時間が割かれていない。
(最低限のルールを駆使し、それらを習得する機会がなく、いきなり複雑な機能の説明と使用例が示されている)
覚え切れていない機能を見直そうと思っても、ポイントとなるところをみつけるまでに時間がかかり、あきらめてしまう。
ようするにモチベーションが続かない。
と思った。
以上のことを理解すると、TTSneoのような簡単なプログラミング言語の勉強は無駄ではなかったと思う。
むしろ、MELを学習するときに、情報の重要度のランキング付けが自分でできて、
マニュアルに一様にかかれた情報の評価が自分でできるようになる。
そうすると、あれほど、抵抗のあったMELの学習もなんだかそれほど、苦にはおもえなくなってきた。
(2010年8月11日 一部改訂&加筆)
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