日本でハリウッドVFXを制作! 「経産省アイディアボックス」 結果:  
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2009年1月29日木曜日

いままでの経緯

このブログはMELを初めて勉強したころから考えるとずいぶん経過して始めたので、それまでの経緯にはあまり触れていない。

最初にMELに触れたのは学生のころで、5~6年前だった。
そのときはコマンドの多さと決まり事の多さに圧倒されて、見よう見まねですこしエクスプレッションを書いたぐらいだった。

ただ当時から感じているのは、高校生のころにやったベーシックでもFor~Nextとか、ifとか変数とか似たようなことは勉強したなと思った。

もちろんMayaのクラスを受ける前、以前の仕事をしていたころにも
Javaにもトライしたことがあった。(クラスの説明を読解するところでくじけたが。。)

最近では、MELの本を読んだり、WebのDigitalMatrixで勉強したりもしたが、いずれもいつのまにかやらなくなっていた。
仕事の合間にちょこちょこMELのヘルプをみたり、仕事で少しづつ他の人のプラグインをつかうことで少しづつなれてきたのは前に書いたとおり。

なぜ、そんなに抵抗があるのかわからないがまともに組み合うにはかなり抵抗がある。
ベーシックをやったときに、「人のまねをして、入力していればいつのまにか覚える」みたいなことがいわれていたが結局、ブラインドタッチができるようになっただけだった。

ただベーシックでもmelでもpythonでも、はては、C++やJavaでも共通することがある。
しかもそれを身につければ他の言語を覚えることはそれほど難しくないのではないのかと思ってる。

それはアルゴリズムかもしれない、数学かもしれないと関連書籍を購入したが
いずれも難しい上に、おもしろくなく(興味がわかない)最初少し読んでおわり。
段階が高すぎるのだろう、高校(中学)の数学からやりなおす必要がある。
でもそれ以外にもなにか共通点、普遍的な考え方がある、それを見つければ
MELもPythonも自由になると思って、今も自分なりの勉強の仕方でアプローチしている。
感覚的には、TTSneoに出会ったことで、なんとなく糸口がみつかりそうな気持ちがしている。

またハードウエアとしてのコンピュータを計算機の歴史からひもといていくことを
7~8年前に図書館にかよって調べたことがある。
そのころのコンピュータは今とくらべて大変遅くなにかソフトをつかうにしても
中途半端な長さの待ち時間がとても多く、思考が妨げられるのでとてもイライラさせられていた。
また、高校生のときに初めて買ったコンピュータ富士通FM7も何か一つやるにしてもコンピュータが立ち上がるのを待ち、テープから情報をロードするのにまた4~5分まち、メニューが表示されるのを1分待ちと、コンピュータに対するイライラは当初からあった。

なぜ歴史から勉強したのかというと、コンピュータのブラックボックス部分(CPU)を解き明かし、ハードウエアとソフトウエアの関連をみつけることでよりよく理解し、中で何がおきているのかをわかるようにすればイライラも減るだろうと思ったからだ。

目的は自分なりに「コンピュータとは何か」という回答を出すこと。
PCを自作することから始め、数字の歴史(ゼロの発見)、ブーリアン、論理回路の設計、機械式計算機から電子計算機への移り変わり(そろばん、ライプニッツの歯車式計算機、微積分機、解析機関、ENIAC)、コンピュータが開発された目的(弾道計算)、などいろいろと調べた。
坂村健氏の痛快!コンピュータ学も読んだ。

このころ知ったことはいまでも役に立っている。

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