なにかを勉強には、モチベーションが重要だが、
私の場合、MELスクリプトの勉強するにあたりモチベーションがあまりなかった。
「そもそもMELスクリプトがなくても終わらせられる仕事だった」。
「MELスクリプトがなくてはできないことはシニアレベルの人がやっていた。」
「パーティクルもそれほど使う機会がなく、エクスプレッションもあまり縁がなかった。」
のでMELスクリプトの必要性をあまり感じなかった、それに加えていざ勉強をはじめても
覚えることが多すぎた。
暗記は小学生のころから大嫌いで、いまだに大嫌い。
ただ記憶力が悪いわけではない、一度行った道をしっかりとおぼえていたり、
一度あっただけの人をちゃんと覚えていたりする、イメージや印象、での記憶は確かなようだ。
苦手なのは、人の名前を覚えたり、特定の言葉や名前をおぼえること。
そういったものをおぼえるには、それにまつわるストーリーを知り、イメージや印象を
広げるようにしていた。
たとえば「南極点」という言葉を知るには、アムンゼン探検隊のストーリーや、南極での生態系、
観光ツアーの内容などを読むことで、はっきりと記憶できる。
ただこの方法、MELやプログラミング言語を習得するにはやることが多すぎて間に合わない。
当然ながら人が書いたMELを分析するよう努力もしたが同じ理由で、自分には合わない。
それがひとつのネックになっていた。
それらのモチベーションと記憶という二つの障害を克服するためには、
ここ1~2年実行してきたことがある。
とりあえずMELの便利さ、重要性に気づき、やる気をださせるためにやり始めたことは、
1)Highend3Dなどで、他の人の作ったMELスクリプトを使ってみる。
2)Shelfに自分が使ったコマンドをスクリプトとして保存してみる。
3)いろんなMELスクリプトのチュートリアルなどを試してみる。
5)気が向いたときにHELPファイルを拾い読みしてみる。
6)パーティクルを使う機会を増やす
7)MELに限らず、コンピュータの仕組みやプログラムの基本的な概念を知るために情報を集める。
ここでの要点は、何かを記憶することではない。
記憶を助けるために、MELスクリプティングをとりまくいろいろなコンピュータの概念をえることであり、
プログラミングという作業の生い立ちと、その考え方を知ることである。
また、モチベーションを高めるために「その利点を感じ、抵抗を少なくするために慣れ親しむ」ということであった。
そのおかげか、最近は、MELスクリプトに対して抵抗が前より少なくなってきた。
ダウンロードしたスクリプトを使う機会も増え、Shelfにコマンド登録することも増えた。
未だにMELスクリプトと呼べるほどのものは作れないが、
パーティクルエクスプレッションがなくてはできない表現も、過去のスクリプトのコピペで
少しならできるようになった。
それに従いパーティクルをつかったショットの数も増えてきた。
ま、以前に比べたら給料も少し増えた。
最大のモチベーションは別の所からやってきた、子供のために収入と蓄えを増やさなくてはならない
ということだ。
よりよい職場、ポジションを手に入れなくいてはそれらの実現は不可能。
(可能かもしれないが、仕事に見合わない給料をもらって幸せを感じられるかどうか疑問に思う。)
これが、今の動機となっている。
実現のためには
1)仕事をより早くできる。
2)よりよい質の仕事ができる。
(それぞれの具体例はまた今度。。。)
コンピュータの力を、より利用できるようになればそれらを達成する大きな助けとなる。
MELスクリプトはそれにかなっている。
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