昨日、経産省の方からメールをいただき、「コンテンツ産業の成長戦略に関する研究会」報告書が5月14日に発表されていることを知りました。
経産省Web: コンテンツ産業の成長戦略に関する研究会について
前回のエントリ、「ハリウッドVFXを日本で製作」はどうなったのか?でお知らせしたものは、審議会で配られた配布資料であり、若干異なる内容となっています。
また、審議会のメンバーも、実際いはメディア関係者が多いことがわかります。
15ページ(表紙を含めると16枚目)の「2.海外市場獲得:潜在的利益の現実化と収益力強化」が今回の提案に近いものとなっています。
残念ながら、ハリウッドVFXを日本で受注するための税制優遇措置は盛り込まれていませんが、以前のエントリ「アイデアボックスのその後(審議会 配付資料)」で
ご報告した「審議会 配布資料」の内容に比べると、アイデアボックスで多くの方から出された意見がある程度、反映された形になっていると思います。
内容も、私もそれが最重要であると思っているのですが、プロデューサーの育成が第一に掲げられています。
そして、「大規模CG映像製作への参入」など、日本のCG業界の収益向上に、将来的に反映されるのではないか?(反映してほしい)
と思われる内容も盛り込まれています。
コンテンツ産業の成長戦略に関する研究会は、実はこれが第一回目です。
課題内容的におそらくこれからの経緯観察の上、軌道修正もされていくと思われますので、
まだまだ要望をあげていく余裕はあると思われます。
提案した結果とはちがいますが、アイデアボックスでだされた現場からのアイデアがある程度、考慮されたのではないかと感じています。
もうしそうだとしたら、今回の活動はある程度の成果をあげたということになり、うれしいことですね。
参考:
エントリ: 「ハリウッドVFXを日本で製作」はどうなったのか?
エントリ: アイデアボックスのその後(審議会 配付資料)
サイト: アイデアボックス(その後)
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