今回も時間がないので、調べた物のメモ
第4回・プログラミングの歴史(4)・変数名
変数について、すこし詳しく説明してある。
ハードウエア的にメモリの起源を追求すると、チューリングマシンか、バベッジの解析機関にいきつく。
松岡正剛の千夜千冊
『バベッジのコンピュータ』新戸雅章
「解析エンジン」がどういうものであったかというと、バベッジ自身の解説でこうなっていた。二つの装置で組合わさっているのである。
1・演算の対象となる変数と、他の演算の結果として得られたすべての数値が蓄えられるストア(記憶)部。
2・演算のおこなわれる数値がたえず送りこまれていくミル(作業)部。
3・この二つの部門を補助する修正部と、二組の演算カードと変数カード。
二組の演算カードと変数カードがパンチカードとその読み取りにあたっている。つまりプログラムにあたる。これにもとづいて計算作業部門が動き、それがストア(記憶)されていく。
解析機関(wiki)
解析機関の記憶領域はいわばレジスタであり、個別に指定できるがアドレスで指定するという概念がなかった。
そのため、当然ながらプログラム内蔵という概念も無ければ、プログラムをデータとして扱って書き換えるという概念も(基本的には)存在しない。
コンピュータ偉人伝
チャールズ・バベッジ
解析エンジン構想は、パンチカードによるプログラミング入力、ストア部と呼ばれる記憶装置、ミル部と呼ばれる演算装置、カード穿孔機、印刷装置などの入出力装置があり、現代のコンピュータの構成とほとんど同じである。
特に 演算機能と記憶機能を分離した点と、 プログラミングという発想を取り入れた点が今日高く評価されている。
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