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2009年12月2日水曜日

ノードとは何か?

来年3月頃にあると(一部で)予測される大手プロダクションの募集に向けてHoudiniの勉強を始めることにした。
前々からやろうと思いつつ、先延ばしにしてきたので、少しづつでもできればと思う。

ただしMelの勉強を諦めたわけではなく、引き続きMelに関しては勉強していく。
それにまだ本格的には始めない。当面は、インターフェイス慣れていくということを主眼においている。

Houdiniの勉強をしていく間に、Melとの共通事項や差異に出会うことで、よりMelを深く理解することができると期待している。

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まず今回、勉強に使ったのは、3dbuzzの無料チュートリアル・ビデオ。
このビデオ、音声が二人の対話形式で進められているため無駄話もある。
英語を聞き取るにはかなり集中しないといけないので、この無駄話はとても嫌だし、時間の無駄になると感じていらいらさせられるが、とりあえず手を付けるにはこれしかみつからなかった。
(なお3dBuzzのビデオチュートリアルは無料だが、全編を見るにはこれも無料のユーザー登録が必要)

--------------(まとめ)--------------------------
<Houdini Nodes and Networks> (3dbuzz


ノードとは何か?
・Nodes
・Networks
・Parameters.


なんらかのオペレーションをする。
ノードは情報をインプットし、その情報を操作し、その情報を出力する。
ノードはブラックボックスの一種、とても限定された操作を行う。
ノードはインプットとアウトプットをもっている。

ネットワークは二つ以上のノードを接続したもの。

複数の入力をもつインプット。
単一の入力しかもたないインプット。
一つのノードが単一のインプットを二つ以上持つこともある。

ノードはパラメーターをもっている。
各パラメータは調整できる。
設定を変えることでノードの出力はまったく異なってくる。
パラメータによりノードを特徴付けられる。


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ノードとネットワーク、パラメーターの話をしているが、部屋にある物(コンピュータ、コーヒーカップ、カメラ)などを例に挙げて理解を助けている。
以前、このブログでも触れたように(エントリ:プログラミング教育の難しさ)、こういったものをたとえ話に使っているのは抵抗がある。
言外に例外となる部分が多すぎるので、「あれはどうなるの?」といった疑問が生じてしまう。

まぁ、この(プログラミング教育)世界では日常茶飯事で、そのことは前もって心の準備が出来ていたせいか、自分がどんな疑問を持ち、解説されている部分のどのようなことをきちんと捕らえればいいかという内容の評価が出来るようになっていたので、以前ほど負担にはならなかった。

内容的には、Mayaにも使われている概念なので理解はしやすかった。

また、プログラミングにおける「関数」をブラックボックスと考える持論をもっているのだが、基本的にその考え方と同じで、「ノード=関数」というとらえ方で今のところはうまくいくと思った。

そのため、「パラメータ」の概念をより明確に捕らえることが今の自分には必要だと思い、そのあたりに集中することが出来た。

またビデオ中で何度もHoudiniはシーケンシャルだと言うことが述べられている。
それについても以前のエントリ「初心者プログラミング教育のブレイクスルーになるか?」でも触れているとおり、すでに理解しやすい考えであり、Houdini内の具体的な操作の理解に集中できそうだ。
 
 

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