pg18のステップ2のところです。
「・・・ランプを目的のアトリビュートにドラッグすることでしょう。」
とありますがこの「ランプ」は原文では「ramps」と複数形です。
図を見ても推測できるのですが、ようするに一つのランプではありません。
しかしここではどのRampをどこへ接続すればよいのかが明確に書かれていません。
ramp1~ramp3までありますが、ramp3はこの一つ前のステップで作成したもので、これはパーティクルの半径に関係しているもの(radiusPP)です。
このステップでは
「ライフ カラー」(Life color) には、RGB PPにつながっているramp1を、
「ライフ 透明度」(Life Transparency)にはOpacity PPにつながっているramp2を
それぞれ接続します。
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また参考までにその後Pg19に
「パーティクルサンプラノードが作成されます」とありますが、これも原文は「Particle Sampler Info nodes」と複数形です。
ようするにramp二つを接続しているのでこのノードも二つ作成されます。
その後に続く、「これらのノードを使用すると」というのはこの二つのParticle Smapler Infoノードのことを意味していることがわかり、その後の文脈の意味が理解しやすいと思います。
またこの部分の文章は誤訳ではないかと思われる箇所があります。
「これらのノードを使用すると、パーティクル単位のアトリビュートでシェーダーアトリビュートを制御できます。」
とありますが、これはどう考えても意味が逆。
「シェーダーアトリビュートでパーティクル単位のアトリビュートを制御している」という意味であるべきだと思うのですが
実際には原文の意味合いは多少違っています。
原文は「These nodes enable you to drive shader attributes with per particle attributes.」となっています。
日本語だと、「・・・アトリビュートで」の「で」の部分は「by(~によって)」ではなく、「with(~と共に)」です。
なので、正確には
「これらのノードを使用するとシェーダー・アトリビュートと共に(と一緒に)パーティクル単位のアトリビュートを制御できます」
とすべきだったと思います。
これは原文もわかりにくい説明の仕方ですが、
翻訳も、どうみてもMayaを知っている人が訳した文章ではないですね。
Mayaを知っている人なら読んでておかしいなと思うはずです。
まぁこの辺は、ボーンデジタルさん(日本語版発行元)らしさが出ていますw
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ステップ4でも、小さいことですが、誤訳があります。
「[グローの強度] アトリビュートの白黒のランプ・・・」
は正しくは
「[グローの強度] アトリビュートへ白黒のランプ・・・」
です。
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最後に老婆心ながら、この「Comet_Mat」パーティクル・クラウド・シェーダーをパーティクルにアサインするのを忘れないようにしましょう。
ステップ2の一番最初に書いてあるのですが、わかりにくかったので。
いくらレンダーしても青いクラウドしか出てないと言うことはデフォルトのシェーダーのままだということです。
画面ではパーティクルのRGB PPの色を表示しているのでわかりにくいですが、ソフトウエアレンダーの時はクラウドシェーダーから色を取ってきます。
このチュートリアルは、そこでクラウドシェーダーの設定をやり直すことなくパーティクルのRGB PPのランプ設定をそのまま持ってくる方法の説明です。
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関連エントリ:
本「スタジオプロジェクトDynamics」への補足 (その1)
本「スタジオプロジェクトDynamics」への補足 (その2)
本「スタジオプロジェクトDynamics」への補足 (その4)
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