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2009年2月16日月曜日

知識

ハードウエア、論理回路、コンピュータの歴史、アーキテクチャー。

上記は、今回調べていることでも、「コンピュータが何か」を明確にするために勉強したときにも含まれていた主題だ。

今回いろいろ調べているときに、これらの題目は大学の「情報処理」課程に含まれていることがわかった。

どうやら、手探りで探してきたことだが方向は間違いではなかったようだ。
本当の意味でコンピュータを知ろうとするなら、そういったことを学ぶことが必要となってくるのは、当然だろう。

知れば知るほど、いろいろな人の知恵がよりあつまって現代のコンピュータができていることがわかる。
また、不思議と似たようなアイデアを同じ時代に、別の場所、別の環境、別の人間が思いついたりもしている。
人間の知恵をしぼって、機械を使おうと必死になればたどりつく場所は同じなのかもしれない。
数年前にしらべたときに「コンピュータはシミュレーション・マシンである。」または、「予測するための機械である」もしくは、「公式処理マシン」というのが自分の結論であった。

弾道計算からはじまった機械計算の歴史だが、様々な数値を公式にあてはめて、結果を出す。
(これは機械が無くてもできることだが、)目的は、ある条件下でどのような弾道を描くかを予測することであった。
コンピュータは、そこから発展していろいろなことができるようになったが、
基本的に、ある事象の公式をみつけ、それを機械的に処理しある状況下の再現をすること
すなわちシミュレーションが主体であることにはかわりなかった。
ここでのシミュレーションとは、かなり広い範囲の意味を含み、1+1=2というものもシミューレーションの範疇に含めている。
画像処理でも、ドットがある条件下で、どの位置にきてどの色になるか、それを公式に従い、シミュレートしているという考えだった。

コンピュータは、基本的に存在しない公式を処理することはできないので、存在する公式を使うか、公式を発見することが必要となる。
そこがコンピュータの限界であり、人間と機械の役割分担の境界線でもある。

この結論は、今、チューリングの理論を読んでみて、間違いではなかったと思う。

ただ、「公式」というより「アルゴリズム」という表現にしたほうがふさわしい。
今の知識でそれを説明すると、「アルゴリズムを処理するマシン」ということだ。

ただそれらのことにいきついたものの、表面をざっとなぞっただけで、ひとつひとつをちゃんと身につけるまで学習したわけではないので、とても大学で学んだ人のような深い知識はもっていない。

ただ自分の疑問がすっきり解決できる程度であればそれでよいと思っている。

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