日本でハリウッドVFXを制作! 「経産省アイディアボックス」 結果:  
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2009年2月11日水曜日

ベルセルク 実写版

http://www.vimeo.com/2740962

日本の漫画で、ハリウッド映画化するとおもしろそうだとおもえるのがベルセルクだ。
内容的には当然、映画の枠におさまるよう、ある程度オリジナルの物にすべきだと思うが、
脚本と見せ方さえよければ十分みごたえのあるものになるのではないかと思う。

と期待してみたが、最初のベヘリット。。。。良い感じだが、CGさがぬけきれていない。
とくにアニメーションがすこし不自然なところがある。

見るにつれ、役者の体格、カメラアングル、カットなど、不満だらけになってきた、期待が大きかっただけに失望も???

素人が作ったと言うことらしいので、ずいぶん頑張っているとは思う。
だが、原作のもつスピード感がたりない、カメラアングルとカットで走るカットのスピード感が死んでしまっている。
空気の重さもがんばっているがもっとほしい。
怪物も、最初の出始めはよかったし、実写のリアリティにこだわったのかCGでなく、メイクでなんとかしようとしているのは、なかなか良かった。
ゾンビ程度のものにとどまっていて、魑魅魍魎感が今ひとつ。
もうすこし、あちらの国とこちらの国の間をさまよっている生き物らしさがほしかかった
ただ、CGの部分はアニメーションやコンプにもう一工夫してほしかった。

キャスカ、セルピコ、などの主要キャラクタもちらりとでもいいので出せばもっと幅が広がるのにと思う。
役者がだめでも、CGでパックや髑髏の騎士を出せるし、ちらりでいいので、もっとすごい怪物のシーンや、俯瞰のシーンなどがあるともっともっと良くなったと思う。
(素人でそこまで言うのは無理があるか。。。。)

ストーリーも何がいいたいのかよくわからない、素人が作るとき、映画の予告編を意識して作った物は、本作(仮定された)の印象を伝えるのがうまくいっていないように思うことが多い。
実際の映画の予告も一見、何がいいたいのかよくわからないが、でも細かなデティールがわからないとか話がわからないと言うことで、雰囲気やコンセプトは伝わってくる。

プロダクションに関わる人間の数も経験も違うので、しかたがないかもしれないが、素人の場合は、先に見せたい場面があって、それを見せるためだけに作り他のシーンは付け足しのようにみえることが多い。
ようするにカットを見せたいのであって、「本作を見せるためにそのイメージを伝える」という本来の意図がそこにない。
最後のクレジットは、どこかで見たような雰囲気で、個人的には好きではない。ない方がこのフィルムの印象はよかった。

プロの作品としてみたり、スタジオに持ち込む、パイロットとしては使えないと思うが、
この作品は、ほかの素人物と比べると、よくできていると思う。

いつか自分もCGでやってみたい。

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