再戦と言うほど大げさなことではないですw
シーグラフ会場で、ディズニーのスタッフがデモリールやポートフォリオの評価をしてくれているのですが、これだけは是非、参加したかったので、今日は午前中会社を休んで行ってきました。
目的はとにかく、大手の人とコミュニケーションをとることです。
そしてデモリールをみてもらい、それについてコメントをもらうこと。
特にかく、自分の作品を少しでも業界人にみてもらうことです。
10時からチケットを配るとJob掲示板では書いてあったのですが、他の情報では9:30となっているのをみつけて慌てて、出発9:40ぐらいに到着しましたが、目的の410号室は、さほど混み合っている様子もなく、受付の人に聞いたら、クリップボードに名前と職種を書くようにと言われて、書いて待つこと5分。
周りを見ると、バーによくある高い机といすに座ってマンツーマンで指導を受けている人がたくさんいました。
話を聞いているとどうもキャラクターデザインとかやっている人が多そうで、結構分厚いポートフォリオを持っている人も。
すぐに名前を呼ばれて行ったところ、受付の片隅で、立ったままデモリールを見てもらうことに。
Fxアーティストの募集がないので、適当になっているのかどうかはわかりませんが、ポータブルDVDプレイヤーで再生。
一通りみて
「とてもたくさんのバリエーションのショットがあって、それぞれ良かったです。」
「アドバイスするとすれば、FXア-ティストとして売り込みたいのであれば、ジェネラリストとしての仕事は省いた方が良いですね。」
「ジェネラリストを求めている小さなプロダクションなどでは、このデモで効果的だが大きなプロダクションでは通常、職種を絞って募集している」
「FXのデモリールに、モデリングやテクスチャーが入ってくると、デモリールを見ている側は心の中でそのショットを切り離す。ようするに見ているが見てないようなもの、逆にそのように邪魔になってくるのでシンプルにFXを見せることに絞った方がよい。」
というアドバイスをいただきました。
またDisneyではHoudiniを使っているとのこと。
スクリプトができるかということについても聞かれました。
これは、Fxのポジションとしては近々、TDを募集することになるからということらしいのです。
Melスクリプトを少しすると答えたが、Pythonもやたほうが良いとのこと。
Pythonは幅広く使われていて、非常によいアドバンテージとなるとのこと。
こちらからした質問では、
Q)「各ショットで何をしたのか、それぞれ字幕をいれたほうが良いか?(Particle, Dynamicsなど)」
A)「Yes,それはかなり良いアイデアです」
Q)Houdiniのプロダクションでの経験はないが個人で作った作品を入れても良いか?
A)DVDにするなら、FXアニメーション、ジェネラリスト、個人作品などにメニューを分けて入れた方が良い。
約10分ほどですが、緊張してたのでこれでおわり。
肝心の自分のデモがどれぐらい通用する物なのかは聞き忘れましたw
どうしても、緊張すると聞くべき事をすべて忘れてしまいます。
その後はJobフェアーに行ったのですが、ほとんどのブースは、デモリールは受け取っておらず、オンラインからJobにアプライするような形式になっていました。
Exhibitionに行くと、Sony Imageworksのコーナーがあり、話をしてみたところ、デモリールを受け取ってもらえました。
Sonyはこれからたくさんのプロジェクトを抱えており、現在はモデラーなどを物色しているとのこと。
エフェクツ系は2ヶ月ほどで、申し込み者の中から、リビューを始めるとのこと。
他にもいくつかの会社があったので、デモリールを渡せるところは渡し、合計4つおいてきました。
あとは、Exhibitionの会場を一通りみましたがバーチャルリアリティー系のもの、立体スキャンor出力系が増えているなと感じました。
特に気になったのは、先日会場で見た、PolyJet Matrixテクノロジーを使った立体出力。
かなり正確な物も出力でき、チェーンなどは、ちゃんと稼働するものだったのは驚きです。
精度は、出力機械のグレードの差や材質にもよるのかもしれません。
バンダイではこの会社の機械を試作に使っているようです。
またコララインの人形に使われたのもここの機械です。
会場では、アイアンマンやアバターのパワードスーツなど50cmほどの大きなフィギュアが展示してありましたが、パワードスーツは出力に1週間以上かかったそうです。
後はコストがどれぐらいかですが、個人の作品を出力したいときはどうすれば良いのかを聞いたら後でメールしてくれるとのことで名札をスキャンして終わり。
メールが来るのが楽しみです。
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