日本でハリウッドVFXを制作! 「経産省アイディアボックス」 結果:  
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2010年7月11日日曜日

メモ: 1.忍耐 2.優秀な人と仕事をすること 3.謙虚であること

今日は土曜日だが、急ぎの仕事がとれたので、行ってきました。
久しぶりにSantaMonica blvdを通り、Wilsherをドライブして、ビバリーヒルズ、コリアンタウンを通り抜けていった。
このビバリーヒルズを通り過ぎたあたりからコリアンタウンの終わりぐらいまでは非常に道がわるくて凸凹している。
凸凹どころか、中には水平が出ておらず水平が相互にねじれていること頃もある。
以前は、勤務先が近くにありバスで通っていたこともあるが、そのときはバスの運転が悪いから揺れるのだと思っていた。
しかし、自分で運転してみてわかったが、これはかなり道が悪い。
会社に到着するまで約30分。
自分で車を運転するようになって、20年以上だが、初めて軽く車酔いしてしまったw

会社はLAダウンタウンに入る少し手前にあるマッカーサーパークの隣。
道を一つはさんだビルの最上階のペントハウスなので、見晴らしは最高。
マッカーサーパークの巨大な池が一望できる。

仕事は、テクスチャーとライティング。
Mac版Mayaはほとんど使ったことが無かったので、最初の1~2時間は手間取ったが、
だんだん調子がでてきて、おもしろくなってきた。
やっぱり自分はライティングはすきだなと感じる。

それにしてもしばらく仕事にありつけなかったので、仕事があることの幸せを感じることができました。



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Twitterを使い始め、しばらく立ちましたが、
まだRTとリプライの使い分けや、自分のがRTされたことに返事しようかどうしようか迷うこともありますが、
徐々になれてきました。
最初は情報収集のために使おうと思っていたのですが、思ったように情報があつまらず「どうなの?」と思いましたが、
フォローしたり、フォローしてくれる人が増えると、自分の疑問に答えてくれる人もでてきて、すばらしいです。

それに同じようなことに関心を持っている人からの情報がどんどん入ってきます。


そんな中で、あるつぶやきが気になりました。

@tkjuly トイストーリー3の脚本家による成功のためのアドバイス。よくまとまってる。「1.忍耐 2.優秀な人と仕事をすること 3.謙虚であること」

ピンと来たというか、今の自分なら十分理解できると思いました。

<忍耐>
以前は忍耐一筋でやってたような気がします。しかも見当違いのw
一カ所で粘り強くやっていれば、いつかチャンスが巡ってきて、経験もたまり、大きく飛躍できる日が来る!
と思っていましたが、結局他力本願なところがあり、「いつか」は決してやってきません。

この人の言う「忍耐」とは、自分を伸ばし、仕事を得られるようになるまでにいろいろとがんばり続けるということですね。
外部への不満を耐えるという意味もありますが、自分に負荷をかけ続けそれに耐えるという忍耐の意味があります。

前回のエントリで書きましたが、極限までおいつめられると、逆にアドレナリンがでてくるというか、
こうすればいいし、これもいけるしという、自分をステップアップさせていくためのアイデアがぽんぽんでてくる瞬間があります。
すぐれた実業家というのはこんな状況にいつもいるんですかね~?


<優秀な人と仕事をすること>
これは先日の仕事で、特にそう思いました。

とても刺激になり、仕事に対する姿勢や着眼点の勉強になります。
直接、関係ない仕事であっても、そういったのアイデアや考え方は非常に参考になります。
優秀な人は、自分が思いつかないような考え方を持っていたりもします。

それに目が肥えている人が、少し説明してくれるだけで、自分の目が開けてきます。

Twitterもけっこう、そう行った人たちにふれあえる場だと最近感じます。

さて、私はよく「アメリカ人は」と愚痴りますが、本当に優秀な人は、ごまかしをしたりはしませんし、下手な日本人より勤勉です。
そして、自分の仕事に妥協せず、仕事の結果に対して非常に謙虚です。


<謙虚であること>
LAにいると、たまに謙虚であることがばかばかしくなることがあります。(自分の場合)
自己主張と、自己PRだけで実質の伴わない人間が、自分と対等の地位どころかよりよい地位や収入を手にしているのをみると特に不公平に感じて謙虚でいることが、ばかばかしくなることがありました。
主張した方が得、ごね得ならと思い、まねしてみることもありますが、所詮自分の本来とは違う他人からの借り物の態度なので、
うまく行かず、誤解を招くだけです。

「人の意見には謙虚に耳を傾け」とありますが、これは最たる物。
自己主張する前に、その人が行っていることを真摯に受け止め、理解しようとする努力が必要です。

・・・しかし、謙虚に耳を傾けていても、こちらの受け答えがわるいと、「こいつわかってないな」と思われてしまうのは嫌なんですよね。
まぁそんなことを思う奴はあいてにしないという方法もあるんですが、
習慣の違いからか?ちょっとした言葉の使い方によって、誤解されてしまうことが多々あります。
このあたりは、克服しないといかんなと思います。

しかし、日本から来たばかりの頃はもっと謙虚だったと思う。
きつきつの会社勤めから解放されて、謙虚さを少し失ったようだ。
気を引き締めなければ。

「謙虚」ということば、今度じっくり調べてみよう。


上記三つの事は、企業の規模には直接関係しないのですが、やはり社長やスーパーバイザーが優れた会社でないと、良い仕事が継続してとれず、会社のテンション下がってきます。
概して、小さなプロダクションや貧乏なプロダクションは、上記のことから外れてくるような気がします。
 もし、気がついたら、そのような会社からは早めに出た方が将来の自分の為になりそうです。







さて、最近思ったことで、デモリールについて付け加えることが一つ。

就職に関する物ですが、
当たり前のことだが、「技術的な面の可能性よりもアート的になにができるのか?(結果重視)」を見られていると思います。

ようするに「技術的にこの人ならこの程度のことはできるだろう」と見なされると言うことはほとんど無いということです。
以前に、ある仕事でうまくいったことを再度やらされるとか、デモリールで見せていた仕事が舞い込むという話をしたことがありますが、それが裏付けとなっています。
要するに以前やった仕事であれば、アートとしての映像に、具体的な結果がだせるということを証明してるからです。
まぁたしかに、資格をいっぱい持っていて、有名大学をでているからといって、優秀な医者だとは限りません。
なので、どれだけ苦労して、「このショットを作ったから、こんなショットも時間さえもらえればできるよ」ということを理解させても、仕事につながることはあまりないでしょう。


世の中、結果が全て、そしてこの業界は「映像作品」が結果です。

自分がやったことのない仕事が、本来やりたいことなら、そして仕事ではそれができないなら、
自分の時間を使って、「作品」を作り上げなければ、いつまでたってもチャンスはやってこない。

そして、デモリールにある「作品」が、自分がやりたい仕事に使われるものと類似してなければ、仕事が得られることもない。

これが今の自分のでもリールの弱点でもあると思いました。

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さてさて、今日の職場で知り合った人と話してたんですが、アウトソーシングの流れについてどう思うかを聞いてみました。
二人はフリーランサーだったのですが、それほど心配はしていないようでした。
というのもアウトソーシングされているのは、ロトスコープや、インビトゥイーン・アニメーション、トラッキングなどの、技術的には難しくなく労働的なしごとがほとんどだからだとい見方からです。
いわば、もっと技術的、アーティスティックな面に集中できるのでよいのではないか?ということでした。
また、時差の問題も上げていました。
やはり時差のある国と働くのは、それほどやりたいことではないと。

これが、楽観的な見方なのか、それとも現実としてそうなのかはわかりませんが、現地のネイティブが感じていることが聞けて参考になりました。

 ただ、大手の会社が支部をもつのは、教育やパイプラインを持ち込みますからアウトソーシングとは違い後で、ボディーブローのように聞いてくる可能性があります。
たぶん、あと6~7年もすれば海外でそのような大手の会社で経験を積んだ人が自分達の会社を立ち上げ始めると思いますので、そうなるとアウトソーシングの内容も一段階あがってくる可能性があります。

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