とりあえず、メインのニュースを翻訳しました。
気がむいて、そして時間があったら、他のソースからの関連情報も後ほど翻訳します。
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Gnomon School of Visual Effects Unveils Gnomon Studios
(VFXスクール・ノーモンがノーモン・スタジオを発表。)
情報元:Business Wire
ノーモン・スタジオで、生徒はデジタル・エンターテイメント・プロダクションの実地訓練に参加できる。
最初のプロジェクトは、(「9」のアカデミー賞ノミネート監督シェーン・アッカーの新作ショートフィルム「プラス・マイナス(Plus Minus)」。
「VFXスクール・ノーモン(Gnomon School of Visual Effects)は、エンターテイメントとデザインの領域で活躍するアーティストのための、プロフェッショナル・トレーニングの業界リーダーである。
ノーモンは、今日ノーモン・スタジオが設立されたことを明らかにした。
プロダクション・プロフェッショナルの指導と助言の元、スタジオの環境でショートフィルムの作成にたずさわることで、上級のノーモンの学生はプロフェッショナルとしてのキャリアに備えることができる。
ノーモン・スタジオは、現在アカデミー賞ノミネート監督シェーン・アッカー氏のショートフィルム「プラス・マイナス」を制作中である。
ノーモン・スクールの創設者/取締役であるAlex Alvarez氏は、以下のように語る。
「ノーモン・スタジオは、学生達のラボでの作業を通して、グループプロジェクトに関与しているので、それらのプロジェクトは、現実のビジュアル・エフェクツ・スタジオのワークフローや構造を反映している必要がない。」
「ノーモン・スタジオでのインターンシップを通して、私たちの生徒は、シェーン・アッカーのような有名な監督と、現実的なスタジオの環境の中で、プロフェッショナルなプロジェクトで、共同製作ができる。
これらのプロジェクトは、我々の最近の卒業生がすばらしい仕事をしている将来のキャリアへ、直接むすびついた役割の仕事をすることで、大変貴重な経験をさせてくれる。」
2010年のノーモンのクラスを卒業したジョン・パトリック氏は、設備を設立するためにノーモン・スタジオのためのプロジェクトで働き、つい先日Sony Picture ImageworksにパイプラインTDとして採用された。
パトリック氏は以下のように語っています。
「雇用する側は、数々の問題に対して解決策を見つけてくれるよい人材を捜し続けていると覆います。特に技術的領域においては、これは本当です。インタビューを得るにはデモリールはとてもすばらしい方法です。しかし、ノーモン・スタジオは、現実の問題につきあたり、困難な締め切りに間に合うように取り組まなければならないような状況におかれ、それを証明できるようにトレーニングしてくれました。
学生が卒業するときにそういった経験をすでに持っているような他の学校を見つけることは、非常にまれだと思います。
ノーモン・スタジオは、ハリウッドの中心地にあるノーモンの敷地にあります。
本当の経験を用意するために、ノーモン・スタジオは、プロフェッショナルなビジュアル・エフェクツ・ショップを手本にしています。
生徒は、コンセプト・アーティストから、アニメーター、アートディレクター、プロデューサーといった様々な役割の中で仕事をします。
業界の制作標準に従い、各プロジェクトの監督は、外部のクライアントの役割を果たします。
ノーモンの創設者/取締役のAlex Alvarez氏とそのほかのノーモン教師陣そしてスタッフは、プロダクション・プロセスを通し生徒を導く助けをする助言者(メンター)として、働きます。
アッカー氏の「プラス・マイナス」のようなショートフィルムがノーモン・スタジオの焦点であり、プロダクションの中心となります。
Alex Alverez氏は、ノーマン・スタジオが最近2011年の映画である「グリーン・ランターン」や有名なTVシリーズ「フリンジ」へ参加したように、機会があればを映画のプロジェクトに参加させたいと思っています。
アッカー氏は、「ノーモン・スクールの生徒は、デジタルプロダクションの最前線で働くことを学んでいます。ショートフィルムを作るのは、そしてクラスルームで学んだことを検討しテストするとてもすばらしい方法の一つです。
(中略)
この実地経験は、フィルムプロダクションの厳しさを浮き彫りにし、現実世界に備える助けになります。
これは、どんな実践も実地経験も積まなかった、他の学校の卒業生に比べ、大きな強みを与えてくれます。」
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Gnomonは講師も大手プロダクションで経験を積んだ人がたくさんいてその実践的な質の高さでは知られています。
DVDチュートリアルの質の高さでは日本でもしられているところです。
生徒も、一度プロダクション経験を積み、さらに勉強してステップアップを図ろうという人が多いことから、
大手への就職率も高いという印象がありますが、今回のスタジオ設立で、さらにそれに拍車がかかりそうですね。
インターンについてですが、こちらでは、多くの人は学生の間にインターンを行うので、例年大手スタジオでは夏が近づくと、インターンの募集が始まります。
卒業後も、やはりインターンから始めることが多く、経験が無い間は、給料がでないか、非常に安い金額で働くことになります。
お金のない弱小プロダクションでは、このインターンを使うことでやりくりしているところも少なくありません。
そのあたりの問題はまた次にするとして、一人前を見なされるまでには、インターンを通して経験を積み、実際に実務に耐えるとうことをデモリールで証明しなくてはいけません。
しかし、実際にはインターンもピンからキリまでありますし、インターンに採用してもらえるかどうかもわからないという状況はあります。
一時的な物ではなく、スタジオを作ってしまい。
教育の一環として完全に組み込むことで、「実地経験を得られる」ことを非常に重視していますが、
学校の一環ということもあり、通常のインターンとは違い、細部に至るまでいろいろと援助がうけられそうです。
近年ますます要求が厳しくなり即戦力をもとめられますが、このスタジオでの経験で、実際にハリウッド(もしくは同等の海外プロダクション)で仕事につけるまでの道がかなり短くなるような気もします。
自分が学生でお金があるなら、たぶん、選択肢にいれますね。
このノーマン・プロダクションへの参加基準など詳細はまだわかりません。
海外からの人もGnomonのクラスを卒業すれば参加できるのかどうか気になるところです。
著名な監督と一緒に働けるのは非常に魅力的ですし、すでに、グリーン・ランターンへの参加をしていたりと、これからが楽しみです。
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