日本でハリウッドVFXを制作! 「経産省アイディアボックス」 結果:  
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2010年5月3日月曜日

こんなことがありました。(帰国前)

今回はGC取得のためのインタビューを受けるための一時帰国でした。
現在こうしてLAに居ると言うことは無事にすべてのプロセスが終ったということですが、ここに至るまではかなり神経を消耗する出来事がありました。

まず書類の準備段階で、嫁さんの過去に住んでいた海外居住地の警察証明(無犯罪証明書)の取得がかなりトラブりました。
最初は3週間ほどで手に入ると言うことで日本へ帰国する1ヶ月半前まで待っていたんですが、大使館へいったところそのような手続きは大使館では行ってないとのこと。
あわててWebサイトをみなおすと、Webサイトからできるとのことなので、申請をする。
プリントアウトしてお終い。
あまりにも簡単であっけない結末とおもいきや...。

1)警察証明には州警察の物と、連邦警察の物との二つがある。
2)旧姓と結婚後の姓の違いの証明。
3)全書類は、政府の承認をうけ、さらに海外で使う場合は中央政府の承認をうけなくてはならない。
4)政府の承認を受けるには、正式な書類である必要があるので、現地にいる家族に委任状を書いて、頼まなければならない。
5)その委任状は大使館で証明をうける必要がある。
等々、山のように次から次へと問題が出てきたのである、しかも一度に出てきたのではなく一つ解決したと思ったら次がでてくるというような感じで少しづつ。


現地にいる家族に委任状を送るのにFedexを使っても4~5日かかるしかも金額が高い!
しかも証明などをうけると最短のもので5日間、警察証明を受け取るのにまた時間がかかり
地方政府と、中央政府の証明をうけるのにもまたそれぞれ2週間ほど掛かる。
しかも郵送時間は別。
どう計算しても1ヶ月はかかる...。

Webで調べると、いろいろな話があり余計混乱するばかり。
仕方がないので作業を進めつつ、平行して在日アメリカ大使館へ電話で質問。
「すぐにわからないので確認してメールで解答する」と連絡が来たので、まったところすでに以前もらった解答と同じ物が来た。
半分切れ気味で、メール出問い詰めたところ、Webからの印刷下物で良いと言う結論になり一段落。
大使館へのメール質問は一回につき2000円がかかる、合計6000円もかかってしまった。
またFedexや書類の証明、公証などで、200ドル近いお金が無駄になった。

まぁそれでもなんとか書類をそろえることは出来た。
次に待ち構えていたのは書類を英語に翻訳すること。
嫁さんの書類は日本以外の国の書類がいくつかあり、それを翻訳する必要があった。
しかし、日本語でも英語でもない言葉は自分にはわからないので嫁さんに任せていたが、念のためチェックしてみると、内容があやしい。
問いただすと、機械翻訳などを使って適当に作り上げたことが判明、しかもそれでOKと思っていたらしい。
あわててGoogle翻訳と検索を駆使して、なんとか正式な書類っぽい英語で翻訳し、ネイティブの友人にチェックしてもらった。
これが完了してやっと一安心だったが、もう何も信じられなくなり、出発前まで10回以上、書類をチェックし直してました。(続く

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