実は昨日のMethodの面接のために前夜Houdiniのおさらいをしました。
DigitalTutorsのチュートリアルなんですが、わかりやすくてとてもよかったです。
Houdini知るにつれ、パーティクル系はもう、Mayaには戻れないと思ってしまいます。
面接でHoudiniのテストがあるわけではないのになんで面接のために勉強したのか?というと
Resumeを渡したときに、「Houdiniの基本は勉強した」と伝えてあったのです。
もし、面接時に、そのことをきかれたときに自信をもって答えられるようにするのが今回勉強した目的です。
じつのところここ2ヶ月ほどほとんど触ってなかったので、基本的な操作でさえ忘れかけていました。
こんな状態では、どうしても面接時の態度にも自信のなさが現れてしまいます。
こちらの面接で言えるのは、日本人からみると自信過剰ではないかと思えるほど自信をもっている態度が普通です。
少なくとも自信のなさはネガティブな印象を与えてしまいます。
プロフェッショナルであれば、できないことや完璧でないことはあってもよいのですが、それらはストレスなくさらっと解決してしまうという態度というか雰囲気を出しておくことが必要かと思っています。
現在の私の面接に対する重要な方針は、
「相手にネガティブな印象を与えない態度をとる」=「相手に安心感を与える」
ということです。
これは正しいかどうかはわかりませんが、いままでの面接の経験と観察から、とりあえず自分で考え出した当面の方針です。
これがうまくいかなければ、また方針は変えていきます。
「ポジティブな印象を残すようにする」というふうにもできますが、それだと多少やり過ぎて演技がかったり嘘になるようなことを言うおそれもあり、「ネガティブな印象を与えない」ということを指針にしています。
また、「アメリカン人はできもしないのに自信もってできるというのが普通」などというステレオタイプ的な考えに惑わされないようにして等身大でいられます。
この考え方は結構くせ者で、「じゃあ自分も・・・」とアメリカ人のまねをして、自分の能力を誇張して見せようとしてしまいますが、それはうまくいきません。
おそらく相手にも誇張表現していると写っているでしょう。(まぁわかんない人もいるのが困ったものですがw)
それに日本人ですから、そんな、なれないことをすると緊張もしますし、普段やらないパフォーマンスはぎこちなくなります。
また、自分が自信を持てない部分はだいたいにおいて、不足している部分ですから、その足りないところをみつけ、何をすればいいのかを考えるだけでよいということになります。
それは大変なこともあるでしょうし、一日や二日でできることではないこともあるでしょうが、結果的には、自分の向上にもつながります。
たとえば今回のように、自信がないところを前もって無くすようにアクションを起こすというようなことです。
まぁそんな理由で、Houdiniを新しいマシンで勉強したのですが、すべてがスルスルうごいてくれて,
とてもいい感じでした。
前のマシンでは、チュートリアルビデオの再生自体が重く、再生のスライダを動かして任意の位置に移動しようとするとフリーズすることも多々ありました。
しかし、今回は任意の位置へ移動して再生するのが機能通りにストレスなく動いてくれるので一部見直しや聞き直しも簡単です。
またHoudini自体も起動が速く、起動を待っている間にほかのことをやってしまい、やる気をそがれることもありません。
Houdiniに限らず、これならあれもできるし、これもできる!と創造力が無限に広がります。
こんな感じで、チュートリアルをやっていくのも、非常に集中して楽しく作業を進めることができました。
以前のエントリ「新マシン、注文」で、Noriさんから「しばらく、ワクワクがとまりませんねw」とコメントをいただき、「気が抜けなくて楽しむ余裕がないです(TOT) 」とレスを書いたのですが前言撤回です。
Noriさんのいうとおりでした!
こんなに楽しいのは久しぶり、いかにマシン性能が集中力ややる気の妨げになっていたかよくわかりました。
そしてそれは創造力さえ、殺してしまっていました。
まぁよく考えれば画家が絵の具や、紙を選ぶように、CG屋はソフトとハードを選ぶ必要がありますね。
弘法筆を選ばずといいますが、弘法レベルになっていないときは、筆を選ぶことで、やる気がでて、作業もやりやすくなるなら、向上につながると思います。
こんなんだったら、もっと前に投資してよいマシンをかっておけばよかったと少し後悔。
やはり、ワクワクしてしまいましたかw
返信削除新しいマシーンで、今までカクカクとしか動かなかった過去のシーンを開いたとの感動は計り知れません。CGに関しては、"Power is Justice"というのはある意味正しいですねwマシーンパワーが増えた事で、最近は再びレイトレーシングにも注目が集まってるようですし。
でも、結局は作り手の技量に掛かってるんですけどね。。。
前のマシンから、8年近い歳月がたっていたので、雲泥の差でしたw
返信削除マシンに負けないようにがんばろうと思います。