今日、早速近くのお店で、蝶ネジをかってきました。
余っていた木材を継ぎ足し、おもりが支点より後方まで届くようにしました。
このネジによる固定は意外と便利で、いろいろと腕の角度を変えて試すことができました。
写真ではわかりづらいですが、下のグリップを持っているだけで、上部の板が水平に保てるようになりました。
昨日、エントリを投稿した後にも調べてみたんですが、結局の所、片腕のヤジロベエと同じ原理であるということがわかりました。
よく考えればわかることで、恥ずかしい失敗でした。
また、やじろべえの重要点としては、支点の真下に重心がくること。
機能はこれが無かったために、バランスをとることができませんでした。
この片腕ヤジロベエでバランスをとるには、腕の先端を支点の下かやや後方まで伸ばす必要があるようです。
また、重心が支点より下にあることで、元に戻る力が発生しています。
さて、カメラを使って動画撮影をしてみたところ、なんとなくステディカムっぽさは出てきました。
しかし、実用にはほど遠いできです。
カメラが揺れ続け、馬の背中に乗っているか、船の上に載っているような映像で、カメラ酔いしそうです。
その中でもまだ、ましな方だったのがこれ。
(ちなみにうちのアパートではありません)
今回の反省点は
1)ローリング(左右に傾く動き)が歩いているうちに激しくなる。
2)ピッチング(頷くような動き)が歩き始めに発生しやすい。
3)方向を変えるときに、カメラの向きがかわらない(ヨーイングの調整ができない)。
と、以下の3軸に関する問題です。
重くすれば解決するかと思い、カメラ側と、アーム部におもりを追加しましたが若干の改善は見られる物の、さほど改善していません。
いろいろアームの角度などを調整していてわかってきたことは、アームが前方に張り出すと、(当然ながら)重心が前方に移動する。
またカメラの位置は意外と重要で、微妙なずれで傾いたり重心がかわる。
特に左右の位置で傾きが意外と変わる、もしかしたらこのことがローリングに関係しているかもしれない。
ほかにもいろいろなサイトを見てみると、
●ヨーイングの調整にはブレーキの役割をする物が必要で、指をつかったり、簡単な仕組みを使う人もいる。(これは高価なステディカムでも、そうするようだ)
●ユニバーサルジョイントを使うと調整がききやすいらしい。
●操作側が不慣れ(揺れはスキルで何とかするのか?)という話もある。
●アームが軽い方が良い。従ってアルミ材を使う人がいる。
この実験バージョンでは、そろそろ限界かなとも思います。
別バージョンで、アームの軽い物を作ってみる方がよいかなと思っています。
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