面接行ってきました。
やっぱりただの面接で、特に採用が決まったわけではなかったらしい。(当たり前w)
友達の紹介ということ。
その友達がけっこう仕事が出来る人だったので、社内での信頼度が高かった。
よって、こいつは使えるだろうという期待はあったようです。
さて、ビルの入り口についたところ、インターフォンがあって、そこにキーを入力して入るらしいんだが、番号がわからない。
受付に電話するも、「入り口に書いてある番号を押して」といわれる。
しかし入り口には番号らしい物を書いてある物は皆無で「番号見つからないんですけど」と返事していると、こっちの発音の悪さや、聞き取り力がなくて「I'm sorry」を連発していたので、だんだん受付嬢も切れ気味になり、最後には「誰か送るから」と言われた。
ちょっと最初から悪印象か・・・・(汗)などと考えていると、男の人がきて「○○に会いに来たの?こちらだよ」と入れてくれた。
こっちの人は大体、初めて合う人には愛想がいい人が多いのだが、この人は、それほど愛想が良いとは言えない。
おそらくこちらの顔がこわばっていたんだと思いますが、「もしかしたらすでに受付嬢から何か聞いてしまったか?」とびびりながらも2Fへ。
受付横のソファーで、しばらくして待ったところ、メールで対応してくれてたJ氏が笑顔で登場。
感じの良いやさしげな人で、発音も聞き取りやすく、ほっとして、そそくさとミーティングルームへついていく。
しかしながら、最初の受付嬢とのやりとりで、緊張してしまい、うまく、ろれつがまわらないことも。
なんとかごまかしながら挨拶。
そこで、別の担当者の人もやって来て、面接開始。
名前が聞き取れなかったのでここではB氏としておく。
この人も発音が聞き取りやすく、いろいろな質問にも比較的つまらずに解答できた。
(それでもネイティブと比べると反応が遅いので、タイミングがワンテンポずれてるなぁみたいな感じの顔してましたが)
ちなみにResumeはE-mailで送り、デモは自分のWebサイトのリンクを送っただけでした。
ショットブレイクダウンはWebサイトへアップしてあったのだけど、J氏はちゃんとダウンロードしてカラー印刷して持ってくれていました。
(ちゃんと見られているんだなと納得)
今回のメジャーな採用目的はクロスもしくはヘアシステムと言うことでした。
まず。何をやったかという説明をしながらデモリールを一通りみました。
ガラスのショットは、Mayaでやったと言ったら、少し関心してくれました。
(まぁ普通はHoudiniでやるだろうと思ってたみたいで)
後は質疑応答:
スクリプトはできる?
簡単なスクリプトやパーティクル用のエクスプレッションなど。
Python出来る?
いえ、少し触ったぐらいで....。
ツールを作ったことは?
あります。ただ自分のショット用に作ったぐらいです。(心の中で: 最近、初めてやったんだけどね)
好きな分野は?
パーティクルを使ったエフェクト
シェーディングはやるの?
やります。自分のデモの中に出てくる物は、ライティングも含めてほとんど自分でやりました。
(少し受けが良かった)
nParticleは使う?
自宅で少しやっただけ、会社のMayaが古いのでnClothまでしかプロジェクトでは使えません。
(Mayaのバージョンが古いと言うことに、え~!と驚かれた。)
うちはRenderManだけど、経験は?
MayaManを通してなら使ったことはあります。
Shave&Haircutの経験は?
数年前に一度。
(今のプロジェクトではShave&Haircutを使ってヘアをやっているそうだ。あまり使うのは好きではなさそうだが、レンダーマンの関連でそうするしかないのだろうか?)
トラッキングソフトの経験は?
Boujouです。
うちはSyntheyesを使うんだけど、経験は?
少しだけ。(心の中で: 手伝いでやっただけで、最後まで完了させたことはないけど・・・。)
(そういえばこの会社Syntheyesのユーザー事例でも昔からでてるぐらいのお得意様だった)
ライティングはやる?やるとしたらMayaのライト?
やります、Mayaのライトですべてやります。
RealFlowは?
時々使います。
(なぜRealFlow? そういえばベンジャミンバトンのユーザー事例にでてたな。)
なぜか、レンダーマンの経験があまりないにもかかわらず、ライティングやシェーディングもやるというところに関心を持たれた。
またクロスができる人をさがしているのは、CMのプロダクションとあとは映画。
人がモーフィングしていろいろなものに形を変えるのだがその変形にクロスを使うらしい。
クロスのシミュレーションですべての変形をさせるのか?
それともそれでターゲットを作成してブレンドシェイプにするのかと聞いたところ、
「いやぁSonyだったらクリック一つですべてにOKなツールがあるんだろうけどね、うちは小さいからそんなものはないし、作れない。 だから色んな方法を使っていくつか、最適な物を選ぼうとしているところさ。」
との返事。どうやらまだR+D段階らしい。
こちらからの質問。
どんなプロジェクトですか?
CMと映画(ディズニーでリリースされる実写映画。最近、予告編が公開されたが、かなりおもしろそう。)
映画は、これから忙しくなっていく感じ。
いろいろな事が出来る人がいると、CMには重宝するのでそういうひとが欲しいと思っている。
(心の中で: 映画やりたいんですが~)
(まぁ、CMと映画と両方って感じらしい。)
その他:
勤務時間は10-20時。
扱いはフリーランサー、よって(保険などの)優遇はなし
朝ごはんや昼ご飯はキッチンで好きな物、食べて良い。
最初の人(多分、人事の人)は、割と気に入ってくれたみたい。
ただしどちらかというとCMのほうの仕事に使えそうだと思われて居るみたい。
B氏は、こちらから見た感じでは、「多分、クロスのほうのR+Dには使えるほどでもないかな、やっぱもう少し使えるやつがほしいな」という感じでした。
オフィスの雰囲気は、明るい部屋で小綺麗な感じ。
ずらっと机がならべられて、20~30人ほどが働いていた。
まわりから、すべて一目でなにやってるかわかるので、今みたいに、インターネットなどやっている余裕はない。w
まぁ、今までが好き放題だったから、気が引き締まって良いのではないかと思う。
いやぁ映画のほう、かなりやりたい。
のがしたら、がっかりだな。
友達は、すでにそこを辞めていたんですが、かなりいいよと推薦してくれたみたいで、それだけでも好印象をもってくれていたのは助かりました。
普通ならこんな頼りなげな解答だと、英語もたどたどしいので、マイナス印象に流れがちなところを、その友達が推薦してくれていたおかげで、マイナス印象になるのは防げているようでした。
(びびって)嘘はつけないので、できるだけ正直に言ったつもりですが、
スクリプトできるの?って聞かれたときは、「いやぁバッチりですよ任せてください。」
ぐらいに応えたほうが良かったのかな? とも思ったが、それは自分とは違う。
会社に入ることは目的でもあるけど、嘘や誇張表現までして入ろうとは思わない。
自分の実力がそれにかなっていること、そしてその実力によって入れることのほうが、自分にとって重要。
それに会社に入って、「使えないなこいつ」と思われると、小さい会社だと、将来そこでは使ってもらえない可能性も出てくる。
「使えるかな?」と思われて入社して「意外と行けるじゃん」と思われたほうが、いいしね。
結果は来週中に教えてくれるとのこと。
あとでB氏と話して「あいつ使えそう?」「あぁ微妙だね、もう少し他の人も面接してみようか?」というパターンか???
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