(訂正: この一つ前の訂正で、DVD版は出されないと思っていましたが、よくよく調べるとGnomon Workshopは現在、DVD版かダウンロード版かを選択できるようになっているようです。
webサイトの見た目が変わっていたため気がつきませんでした。
GnomonologyはGnomonWorkshopとは違う内容を扱っており、オンライン版のみです。
Acombee Communicationsさんで日本語DVD版の配布が予定されているのかどうかは不明ですが、少なくともGnomonWorkshopもターゲットにしている以上、ダウンロード版は日本語化されるのではないかと思います。
DigitalTutorsに関しては、今はCDやDVDの配布は、現在無くなり、オンラインに完全移行されました。
内容的にはCD/DVD時代と同じものもありますが、新しい内容もどんどん追加されています。
またDigitalTutorsはひとつひとつのステップをわかりやすく紹介しており初心者には向いている。
fxPHDは同じく元々オンラインのみで、Mayaをはじめ、レンダーマン,Nuke,Massiveまでフォローしています。まだ出来て日が浅いのでラインナップはそれほど多くはないが、「監督業について」,「Red カメラによる撮影」、など他とは異なる角度からのアプローチがある。)
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海外にはGnomonやDegital tutorsといった有名なチュートリアルDVD/CDがずいぶん前から普及している。(Digital Tutorsは現在Webのみ)
ここ数年でかなり特定の内容のものが出ており、Mayaに限らず、XSI,3dsMax,RealFlow,Boujou,Shake,etcと2Dも3Dも含み、いろいろなソフトが出そろっている。
内容も、トラッキング、マットペイント、コンセプトデザイン、マケット作成など、実際のプロダクションで使われるテクニックに特化したもの、トラディッショナルアートに関係するものもある。(Gnomonの場合)
Gnomonは実際に、専門学校をもっており、ほぼ毎月のように、プロダクション関係者を呼んでのイベントなどを行っている。
先生方も元/現プロダクションの経験者が多く、DVDにも登場する。
実際にプロダクションで働いている人でもステップアップを目指して、Gnomonに通う人もいるぐらいで、一般的なものよりもさらに詳しく専門的なコースがたくさんある。
こちらでも、学生や入社したばかりの初心者はこれらのDVDで勉強する人も多い。
もちろん、DVDで説明されていることは基本的なテクニックであり、ケースバイケースで必要な技術はまた異なってくることがあるので、そのまますぐにプロダクションで、プロとして仕事が出来るわけではないが基礎としてはかなりのものが学べるし、中小プロダクションならそのまま使えるテクニックもある。
知り合いで、Sonyへ入社したとき、GnomonのDVDのチュートリアルを見るように渡された人がいる。
なにより、視野は広がると思うし、下手な専門学校にいくよりは、これで勉強したほうがずっと実践的な内容が学べる。
自分もいくつか見たことはあるのだが、内容的に数時間もあるため、だいたい途中で挫けることが多く、はずかしながら一本すべてを見終わったことはない。
その一つの理由が英語だということ。
DigitalTutorsはそれほどでもないが、Gnomonの先生は早口なことが多く、内容的にもスピードが早い。しかも冗談やたとえ話などで、集中力が妨げられる。
要は、英語力がないので、不必要なことと知らずに意識を集中している。そして、それが不必要だとわかったときにがっかりする。 なにより大抵、話の流れが違うので、「何のことを話しているのか?」と混乱する。
なので、これが日本語になればいいのになと、ずっと思っていた。
日本語になれば、日本のVFXの質も向上するのではないかと思うし、世界と同じステージに立てる第一のステップになるのではないかと思う。
最近は、インド、香港をはじめとする中国圏、カナダ、ニュージーランド、オーストラリア、イギリスなどのVFXやCGスタジオの躍進がめざましいが、その一つの理由がどの国も英語を使うということだ。
インドや中国圏は、実際英語教育に力を入れており、英語が話せる人も多い。
これは、多くの情報をインターネットやDVDなどから得られることを意味しており、おそらくその推進に一躍かっていることは否定できない。
これらのチュートリアルには、日本の専門学校などで先生の側に立っている人でも知らないテクニックが沢山ある。その理由の一つとして、先生が英語ができないということが考えられる。
これらのチュートリアルが日本語化されることで、そういった人達が授業に反映させる可能性もあり、そうすることで、より日本での教育の質も上がる。
ひいては、本当の意味で海外を視野にいれた専門学校や、Gnomonのようにプロダクションでの実践について教えるプロを対象とした専門学校が日本でうまれる可能性もある。
そういった学校ができれば、TDレベルの教育に特化したものや、ひいてはパイプラインコンサルタントのような仕事さえできるかもしれない。
そして、その一歩を実現しようと奮闘している人がいた。
もともとはsky-high-nest-blogさんのほうで見つけたのだが、ロサンゼルスのZoicという会社で働いている今泉隼介氏がこれらを日本語化するための会社を立ち上げた。
しかしその実現のためには署名が必要だそうで、賛同する人は是非、下記のフォーマットにしたがって今泉氏へメールを送っていただきたい。
これは私の推測ですが、署名によって市場性をはかる目的もあると思うので、できるだけ多くの署名が集まれば、各チュートリアルを出している会社との交渉がやりやすくなる。
すなわち、実現化にむけて様々な障害を克服しやすくなると思われる。
それに、翻訳作業をする人や、小泉氏を含み会社を経営する人達にとってもはげみになるだろう。
是非、日本のCG業界の質向上のためにも、友達にも知らせて署名を多く集めることに漁協力いただきたい。
これは小泉氏ご本人からの希望でもあります。
以下は小泉氏、ご本人からのメッセージ。(sky-high-nest-blogよりコピペ)
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この度、私共はハリウッドにおける最新のVFXに関する知識を日本に届ける為、VFXチュートリアルコンテンツの日本語化を行う会社を立ち上げました。
私自身も現在CGアーティストとしてアメリカで働いており、ハリウッドのノウハウをいかにして日本に届けるかを考えておりました。
現在私共が日本語化に向けて準備を進めているのは、
Gnomon Workshop / Gnomonology
http://www.thegnomonworkshop.com/
Digital Tutors
http://www.digitaltutors.com/09/index.php
fxGuide / fxPHD
http://www.fxphd.com/
のチュートリアルサイトです。
これらチュートリアルの日本語化実現のため、現在日本のユーザーの方々の署名/アンケートを集めております。
皆様のご協力で、これらのコンテンツをぜひ日本語化して行きたいと考えております。
もちろん、この署名/アンケートはチュートリアルの購入を確約するものではございません。
皆様の、「欲しい!」「興味がある」の一声が、私共の後押しとなります。
ぜひ、ご協力ください。
Acombee Communications 代表
今泉隼介
石丸敦之
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海外チュートリアル日本語化へのご署名/アンケート
1:お名前
2:会社名
3:役職名
4:メールアドレス
5:主な使用ソフト名(複数可)
全てお答えいただけなくても結構ですが、プロジェクトの都合上、1月15日までにご記入お願い致します。
尚、お答えいただいた情報は今回のチュートリアル日本語化事業/販売目的以外で使われる事は一切ございません。
何かご質問/コメント等がございましたら、
acombee@ishun.net
までよろしくお願い致します。
ご協力ありがとうございました!
acombee@ishun.net
までぜひご返信ください。
今泉隼介
Shunsuke Imaizumi
mail: acombee@ishun.net
Acombee Communications
1330 Centinela Ave. #1
Inglewood, CA 90302
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