日本でハリウッドVFXを制作! 「経産省アイディアボックス」 結果:  
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2010年2月2日火曜日

GANTZ(映画)

いつのまにかGANTZの実写化の話が進んでたんですね。

現在ロケ撮影中で、2~3月にセット撮影とロケ撮影。
その後ポスプロに入り、2011年、春公開
VFXは「アップルシード」、「デスノート」、「サマーウォーズ」のデジタルフロンティア


Wikipedia:GANTZ(映画)

MSNエンタメ・ニュース(2010年2月2日):岸本恵役に映画初出演の夏菜
シネマ・トゥデイ(2010年1月28日):西丈一郎役に本郷奏多
シネマ・トゥデイ(2010年1月25日):小島多恵役に吉高由里子

自分の中では「実写化したいマンガ」の一つでした。
できることなら制作に関わりたいところw

最近は日本の映画も質が上がってきてるので期待してます。
上記のニュースにある写真でみるかぎり、スーツやガンはよくできていますね。
同じく原作が好きな「20世紀少年」(監督:堤幸彦)は1作目をみましたが、よくあそこまで原作のイメージを再現できたなと驚きました。
ただ、忠実に再現することに、こだわりすぎているような気もします。

ザックスナイダー監督の「300」もマンガが原作で、忠実でありながら、タイムワープなど独自の雰囲気を盛り込み映画としての完成度が高鋳物になっています。
そういったアレンジをもっときかせてほしいですね。



ハリウッドの制作とくらべて、日本人は原作重視ということが先日のアストロボーイのメイキングでもとりあげられていましたが、(エントリ:「NHKスペシャル 第2回 日本アニメ vs ハリウッド」)おそろしいまでに原作のイメージを合わせようとしているのが、良い意味でも悪い意味でも、日本人の気質(底力)を感じます。


ところで、2部作で制作費40億円ということですが、District9が30億円。(ちなみに「300」は65億円)
当然、District9は1作品なので、GANTZは2部作なので単純比較はできませんが、VFXや撮影をまとめてやるなら制作費を安く上げられるので二倍はなくても良いように思います。

なので同じとはいかなくても、District9に近いクオリティーは、出して欲しいですね。
ただし、District9と比較すれば、VFXショットは多いので、半分ぐらいのクオリティーがでてればOKではないかと思います。是非、日本のVFXの底力をみせてほしい。


個人的、には仏像ミッションは是非、やってほしい。
多恵ちゃんがでてくるということは、順番から言うと、仏像ミッションが先だったようにおもうので、これも期待。
あれは日本人でないと味がだせない、しかしながら日本人がよく知っている「仏像」だけに、多少でもCG臭さがでると駄目だと思います。
そういう意味で、ハリウッドでなく日本で作られると言うことで、少し安心感があります。
監督の、佐藤信介氏は日本古来の雰囲気の出し方を知っているようので、うまく表現されることを期待します。


あとは、黒服達の変身。多恵ちゃんがでてくるということは当然、黒服との一連のエピソードがでてくるとおもわれます。
原作通りの変形が、違和感なく合成できればハリウッドで制作予定といわれる「寄生獣」の一歩先をゆくことができますね。


VFXより重要なのは、ストーリー。脚本。
District9もそうでしたが、良いストーリー展開があって初めて、VFXが生きてくるというか、相乗効果をあげて、すばらしい作品にしてくれるのだと思います。
ぜひ、良い作品にまとめてほしいです。

それにしてもどんどん、実写化されていきますね。
個人的にはあと実写化したいのは、ベルセルクとクレイモアも実写化してほしいですが、この二つはやっぱりハリウッドでやって欲しいです。

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