日本でハリウッドVFXを制作! 「経産省アイディアボックス」 結果:  
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2010年2月25日木曜日

経産省 アイディア・ボックスに関する活動と反響のご報告(1)

最近はアイディアボックスの準備とかで、大変いそがしく寝不足が続いてましたが、やっと一段落しました。
その間に集めた情報で色々書きたいことも沢山あるのですが、とりあえず現在の活動と反響のご報告です。


-広報活動---------------------------------------
今回の件(日本でハリウッドVFX映画を受注・作成する)に関してまとめページをつくったのはすでにご存知かと思います。

このアイディアボックスはみなさんの真剣度を伝えるために、できるだけ多くの人の意見(投票/コメント)を集めることが重要です。
また時間もありません。
アイディアボックスは約3週間で締め切られます。
締め切りの3/15までに出来るだけ多くの意思表示が必要です。

そのために出来るだけ多くの人に知っていただけるように広報活動をしています。
具体的には、ブロガーの方を始め多くの知人にメールを出してお願いしています。
また、CG業界でも重要な地位にいらっしゃる方にもコンタクトを取らせていただいています。

その甲斐あって多くの方から快いご協力の返信をいただき、大変感謝しています。
これからも、広報活動を続けていく予定ですので、宜しくお願いします。

さてコンタクトをとっった中には、日本のVFX業界でも有名な方がいます。
その方は、すでに日本のVFX業界を改善すべく活動していることを教えていただき、同じ気持ち/考えであることをおしえていただき、大変心強く思いました。現時点では私とは違う部分からのアプローチですが、すでに政府筋ともコンタクトをとっているようで、そのうち具体的な動きがみえてくるかもしれません。(ハリウッドVFXの受注ではありません)
そして決して日本(おそらくハリウッドも)のVFX業界は、楽観視できる状況ではなく何か改善策が必要だということも、話の中ででてきました。
 (ご本人の了承をいただいていないのと、その活動に支障がでるといけませんので、その活動の詳細は伏せさせていただきます)




-アイディアボックスのコメント---------------------------------------
またアイディアボックスにも貴重な意見が、いくつか寄せられていますので、ここでご紹介させていただきたいと思います。

コメント#12----------------------------------------
映画製作においては、スタッフを集め、制作して、完成して公開されそしてメディアになるという現状の流れから、会社に利益として帰ってくるサイクルがとても長いため国内市場だけをターゲットにして行く事に限界があります。

支援していただく事で、きっかけ作りができるのではと思っています。その情報を国内でも共有する事で支援してもらった資産を無駄無く国内で利用し、結果として人材・ノウハウが国内で育てば自立して進むのではないでしょうか?
もちろん自立するためにも、支援に頼るのではなく自分たちももっともっと改善して行く必要はあります。しかし支援を利用してその考える余地を数パーセントでも現在よりも広げたら、違う角度で見れるんじゃないでしょうか?

Pixarのスタジオの形が示している様に、映画は芸術と技術が融合し完成しています。「技術の土台を近づける」「コミュニケーション手段の標準化」のきっかけが、この支援によって実現されると良いのではと考えます。
masaruさん
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コメント#13----------------------------------------
ハリウッド映画に日本が参加出来るメリットとして
・CG業界に入りたい人材の増加
・日本のCG全体のクオリティアップ
・邦画のCGに対する予算アップ
どれも業界において意義のある事だと思います。
 szm23269さん
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コメント#14----------------------------------------
まずはドイツ並みに”映画に投資した額を全額経費として収入から控除する”ぐらいはやっていいと思います。
そうすれば海外投資家や企業だけでなく、3Dコンテンツをほしがる国内家電企業も節税対策にもなるため乗ってくると思います。
そして、全制作費の5割を日本国内で消費することとし、スタップも半数以上を日本人(海外在住を含む)として最低賃金を決める。
アニメとゲームも同条件。
さらに、内容は日本および、特定国家、国民を理由なく悪者としないこととし、
また、公開後のTV放映収益等は、一部国民の年金に当てる。
そのため国民も関心をしめし、結果、視聴率も上がる。

・・・・くらいのことをやれば何かが変わり面白いと思います。
newkさん
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これらのコメントでいただいた情報や意見は決して私一人では考えつかない部分があります。
一見同じことを言っているような部分も、やはり他の人からでた考えは微妙に違うのです。
これは、おそらく経産省の方の心を動かすための後押しとなることでしょう。
個々の方々が意見を出すことの重要性を感じます。
コメントを下さった方にはこの場を借りて、お礼申し上げます。


まだいろいろな人の議論にまでは発展しておらず、個々のコメントに止まっていますが、これがもっと盛んな議論に発展すると、もしかしたらすばらしい意見が生まれるかもしれませんね。



さて、最後に、広報活動のご協力をお願いします。
時間も無いため、私一人では限界があります。

単純に計算して、みなさんが誰か一人を、誘うだけでも二倍の意見が集まります。
その一票が貴重です。

HP、ブログ、社内メール、メーリングリスト、Twitter、Mixi、 学校、飲み会、いろんな手段で是非この活動の存在を広めて下さい。
 また、学校など、いろいろなコンタクト先を探して広報活動をお手伝いして下さる方も募集します。
このブログ左のメールフォームよりご連絡下さい。

アイディアボックス投稿ページ

これまでの情報をまとめた当ブログのページ

経過報告3: 経産省 アイディア・ボックスに関する活動と反響のご報告(2)

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