日本でハリウッドVFXを制作! 「経産省アイディアボックス」 結果:  
●まとめエントリはこちら ●FAQ ●お問い合わせは左のメールフォームから

2010年1月30日土曜日

「海外で働く」シリーズでおなじみの鍋 潤太朗さんのサイト

月刊誌「CGワールド」で「海外で働く」シリーズ(現「Boarding Pass」)等の連載を執筆されている鍋 潤太朗氏。

いろいろとこちらでもお世話になっているのですが、今回Twitterデビューされたと言うことで、記念して彼のサイトを紹介させていただきたいと思います。
本業は、VFXアーティストで、その合間をぬって記事を書かれたり、コンサルタントや公演などをされたりと大変お忙しい方ですが、私生活ではトランペットの演奏をしたりと、大変多才です。
Arc KOCEiのラジオ番組をお聞きになるとわかりますが、大変おもしろい方で話していると、そのすごさを感じさせない人です。


宣伝っぽいですが、鍋さんから何も要請はうけておらず、自分で勝手に書いた物であることをお断りしておきます。(このエントリのことはご本人にもお伝えします。)
紹介させていただく唯一の理由は、彼のサイトには、面白い内容や為になる情報が多く、他では見られないユニークな記事がほとんどなので、是非、多くの人と共有したいと思ったからです。


----------------------------------------
まずメインとなるサイト
<<鍋 潤太郎☆ハリウッド映像トピックス>>

このサイトを知ったのは数年前ですが、目次をみると1997年から継続されている。
CGワールドで連載中の「海外で働く」シリーズではカットされた裏話や、他ではみれないアーティストの記事や、ハリウッドの業界情報がたくさん連載されている。
単なるインターネットからの情報集めではなく、自らが足を運び、担当者と直接コンタクトを取って集めた生きた情報を元に、自らもVFXアーティストとして活躍されている視点から執筆されており、ただの情報の垂れ流しではなく、内容の濃い記事が多い。
最近は新しい記事が頻繁にアップされています。

また「海外で働く」の連載記事が一冊にまとまった「海外で働く映像クリエイター」も出版されていますね。 Amazonで購入される方は是非、情報をもたらしてくれた感謝の意味で、このサイトを通して購入してあげてください。
(アフェリエイトらしいので、ささやかなお小遣いが入るはずです、多分スナック一つ買うぐらいにはなると思うのでw)

さてこのサイトで、最新の記事や、気になる記事をいくつか抜粋しておきました。

「スパイダーマン4」がゼロから仕切り直しへ 心配される影響(01/28)
そんなに話が進んでたんですね。知りませんでした。
まぁ知らなかっただけにショックは少ないんですが、それでも仕事が減るのは嫌ですね。

マイケル・ジャクソン「THIS IS IT」のVFXを担当 平野淳司氏に聞く(11/08/2009)
This is itの裏話。

牧 奈穂美氏が語る南カリフォルニア大学の最先端映像教育(01/01)
今年の新年会でお会いし、アニメーション作品も拝見しましたが、すばらしいです。
アニメーションには興味があるのですが、作るならこういった独自の世界をもっている作品がいいですね。 記事ではUSCの授業内容などにもふれられており参考になります。

新春特別企画 初公開!佐藤篤司氏 ディズニー時代の独占インタビュー全文(01/14/2009)

私が映画の仕事に関わりたいと思ったのはスターウォーズをみた時。
CGが実用段階に入ったと思ったのはT2やアビスをみた時。
そしてCGを仕事にしようと決めたのは「ダイナソー」を見たときでした。
佐藤氏はダイナソーのアニメーションに関わり、キングコングでアニメーションスーパーバイザーをされたすごい方です。
直接、何度かお会いしたことがありますが、その経歴のすごさをまったく感じさせない方です。
このインタビューは自分のこれからを考える上でも、とても参考になりました。


----------------------------------------
<<ハリウッドCG業界就職の手引き【2010年度版】>>
自らの経験と集めた情報を元に作られたハリウッドで就職するための手引き書の販売サイト。
目次の詳細、読まれた方の感想、購入の申し込みなどができます。
日本国内だけでなく、海外へも発送しています。
目次をみてて自分でも購入したいと思っているのですが、財政難でまだ手が出ません。w

このブログにも、こちらでの就職に興味を持たれている方からメールをよくいただくのですが、
私の知っていることは本当に少なく、今ひとつお力になれないと感じるところがあります。

まだ読んでいないので断定は出来ませんが、たぶん、この本ならその多くの疑問に答えてくれるのではないかと思います。
このサイトにある本の目次を見ていると、自分がこちらにきて6年もかけていろいろな問題に出会いそのたびに苦労して解決してきたことばかりか、まだ疑問に思っていることまでも書かれています。
まぁ自分がこちらにきたときの情報というと、池袋で開催されたILM展と、TVで紹介された上杉祐世氏の経歴だけでしたw。
6年前にこの本を読んでいたなら苦労は半分で済み、もしかしたら今より、ずっと良い仕事が出来てたかもしれません。

将来はハリウッドで仕事をすることを、考えているなら早い内に読んでおくべきかもしれません。

サイトでは、無料メール配信(全10回)サービスがあります。
これに登録すれば、書籍の内容をより詳しく説明したメールが届くそうです。

自らの経験や、数多くのコネクションから集められた内容は、おそらく他では得られない生きた内容となっていると思います。
そして一度作ってお終いというような既存の本とは違い、毎年、集められた情報を元に更新されているところからも、その情報の重要性と日本のアーティストの為に本気で頑張られていることがわかります。
そういう意味で、唯一無二の本ですね。


----------------------------------------
<<Twitter:nabejuntaro>>
ついにTwitterを始められました。
最新の記事情報や、彼のつぶやきが直接見られます。
 
 

0 件のコメント:

コメントを投稿