Houdiniを勉強し始めたことはお伝えしましたが、使ってみてその便利さと可能性に驚きました。
まだノードを少し触った程度ですが、
アトリビュートを追加すればインターフェイス(正確にはコントロール)が自動的に追加される。(スクリプト不要)
このため、TDが作成してアーティストに渡すのも簡単にできる。
また全体に影響を及ぼす、ネットワークの低いレベルに手を入れてことが簡単にできるので、エフェクトには向いているということがわかったように思います。
Mayaだとやり直すときには、すべて構築方法を考え直す必要がありますが、Houdiniだと気になるところだけに手を加えることが簡単にできます。
これならアーティストの教育もたやすいので、エフェクトに人材が沢山ひつようなところで、Houdiniが使われるのもわかるような気がします。
まだ、レンダリング面はテストしてないのですが、小さなプロダクションでマントラがどれぐらいの力を発揮してくれるか気になるところです。
使っていて気がつきましたが、Houdiniのインターフェイスのコマンド群はMayaと較べて非常に少なく、File, Edit Render, Windows, Helpだけです。
ここからもHoudiniは、オペレータ(ノード)ですべて処理して、コマンドを使わないという設計思想がわかります。
ただモデリングのように後戻りする必要がないものに関してはMayaが使いやすい面はあると思います。
DDでは、モデリングにMayaを使っているという事情がわかりました。
プロシージャルな面を持つモデリングは、Houdiniが後で変更するのも楽でしょうね。
こんな感じで、Houdiniの良さにはまりそうですが、Melスクリプトの勉強は、まだまだやめません。
Houdiniを使う事で、コンピュータのプロシージャルな面が理解しやすくなるので、Melスクリプトを作るときのアイデアにもなり、もっとMelが使いやすくなりそうです。
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