先週の土曜日、ある日本人映画監督主催の新年会へ行ってきました。
集まっている人の大半は、CG業界の人でしたが、主催されていた映画監督をはじめ、会社社長、プロデューサ、アニメーション(クラフト)アーティストや、化粧品関係の人まで、いろいろな人達がいて楽しい時間をすごせました。
映画監督なんて、まず日本にいては直接はなす機会は無かったと思いますが、とても気さくに話していただけました。
Sprite Entertainmentの方にもお会いできて、今まで知りたかったことをいろいろと質問できて、疑問がかなり解消できました。
ずっとWebサイトが更新されていなかったのですが、動きがあることを聞いてサイト見てみたら装いもかわっており、今年は何度も更新され、新しいアニメーションも追加されていました。
また現在Sonyで使われているアーノルドも、それ以前はSpriteでも使われていたそうで。
なるほどテイストが似ていたのはそういう訳かと納得しました。
(当時は、アーノルドのような質感を出すのがはやりなのかと思っていました。)
また、ある人に日本でハリウッド映画のVFXを作る事について聞いてみたのですが、やはり気にかかるのはノウハウの部分。
大きな映画を作るパイプラインを知らないことがネックになるという自分と同じ意見を聞けました。
ただ、その部分は、インドや中国も同じではないかと思いますが、違いは何でしょうね。
低賃金を強みに、ハリウッドからの指示に従い、ロトや、マッチムーブ、トラッキングといった部分や、仕様書に従ったプラグインやソフト開発を続けてきて、そういった中から経験を積み、ちゃんとしたVFXが作れるようになってきているのかもしれません。
そういった国はこれから先、ハリウッド映画のVFX産業にどこまで食い込んでくるのでしょうか?
日本はすでに賃金の高さから同じルートをたどることは出来ません。
そうなると、やはりすでにノウハウをもったアニメーションに、ハリウッドの売り込み手法を掛け合わせる方法(GONZOがアフロサムライでとった手法)が一番良いのかもしれません。
後は、そこにCGを食い込ませていくことが関の山でVFXを作る事は夢のまた夢なのでしょうか...。
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