以前、「税優遇措置」について調査し、そこから見え隠れする現状と、世界中企業が自国から参加できるようになったこの市場(ハリウッド映画製作)に日本が食い込めないかを考えてみました。
そこで重要なのは、政府の支援、特に税優遇措置だと、自分なりに結論づけました。
そして今日、「経産省 3DCGの制作者育成へ 日本アニメ 地盤沈下に危機感(情報元:白石運送)」を読んで、日本政府のどこがCG業界を支援できるのか、そしてその発展を援助できるのがどこにあるのかわかりました!
あとは行動を起こすだけと思い、以下の内容のメールを経済産業省へ送りました。
まぁちゃんと受け止めら得るかどうかはわかりませんし、返事も来るとは思いませんが、少しでも担当者の注意を引くことができればと思います。
そもそも、理論の根幹にある「税優遇措置」がどれほど効果的かはわかりません。
裏が完全には取れていないので机上の理論ですが、とにかく行動は必要と思います。
税優遇措置も海外の仕事に限れば、損はしないだろうと思いますし。
もっと多くの現場の意見、判断材料があれば経済産業省も真剣に考え始めるかもしれません。
もし、賛同していただける方、経済産業省へあなたの意見を提出してみませんか?
メール提出は産業省のHPから
ご意見・お問合せ
(InternetExplolerでないと送れませんでした。)
学生のころ、制作中に聴いていた曲が「We Will Rock You」。
他の生徒、学校全体に対してそしてハリウッドプロダクションへチャレンジするという意気込みをもってとりくみました。
そしてそれは成功し文字通りの結果がでました。
今度は、ハリウッドに対して、世界に対して We Will Rock You です。
---------メール内容 始まり-------------------------------
「CG業界に対する支援と日本でのハリウッド映画の製作について」
私はハリウッドにてTV、映画向けの視覚効果(コンピュータ・グラフィックス)の仕事をしています。
(自分のサイトのURL記載)
ここに、国内の視覚効果業界への支援と税優遇措置をお願いしたくご提案したいと思います。
最近、ここハリウッドでも、CGの仕事は、カナダやロンドンへ流出し減少傾向です。
大きな要因は、カナダやロンドン政府のとる税金と映画製作への優遇措置です。
ハリウッドでは、税優遇措置のメリットに数年前から着目し、今では海外発注はあたりまえです。
硬貨価値が高いロンドンでさえ、向こう3年分の仕事が確保できるほどで、その効果は馬鹿に出来ません。
コンピュータ技術は熟成し、ハリウッド映画は今や世界中の会社が参加して作っています。
一方、ハリウッド最先端では、日本人が重要なポジションについていることが増え、日本人に対する評価も高いものです。
しかしながら国内での活躍の場が無いため、海外へ進出していくことになります。
カナダでは同じ問題に早くからとりくみ解決しただけでなく国内市場を活性化し多大な経済効果を上げています。
日本は潜在的な力を持っており、この市場で十分な競争力を持つことが出来ます。
単価の安いインドや中国もこの市場に入ってきており、競争に勝つためには、早期の行動と、ノウハウの集積が必要です。
詳しいことは私のブログをご覧下さい。
http://shikatanaku.blogspot.com/2010/01/blog-post_13.html
●経済効果
ハリウッド映画はCGに使われる費用も大きいので馬鹿にできません。
●ハリウッド映画のノウハウを手に入れられる。
技術をより生かし、将来の仕事を確保するためには不可欠です。
イギリスはそれを手に入れ、カナダもそれを手にしつつあります。
●重要な人材流出の歯止め
日本のすぐれた人材は、ハリウッド映画の製作を目指し海外へ流出しています。
●国内のCG業界(製作会社、学校)の活性化。
<実現のために必要な事>
●日本国内で、ハリウッドレベルの質をもったコンピュータグラフィックスを作れるようにする。
国内の人材育成に加えて、海外から経験者を呼び戻す/よびよせてノウハウを手に入れる必要があります。
●税金と制作に関する優遇措置。
コスト削減できなければ、いくら高い技術があっても駄目なことは現状のハリウッドをみればわかります。
------------メール内容 終わり----------------------------
(2010年2月4日 追記)
:税優遇措置とは(まとめ)
:経産省への意見提出について補足
(2010年2月27日 追記)
:経産省のアイディアボックスへ投稿しました。
:経産省のアイデアボックスへの投票、コメントのおねがい
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